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09月12日-03号
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  1. 石井町議会 2014-09-12
    09月12日-03号


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    平成26年 9月定例会       平成26年9月石井町議会定例会会議録(第3号) 1. 招集年月日  平成26年9月12日(金曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     9月12日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     山 西  国 朗      2  番     小 林  智 仁      3  番     永 岡  栄 治      4  番     仁 木    孝      5  番     久 米  伸 一      6  番     白 川  光 夫      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     後 藤  忠 雄      9  番     近 藤  忠 夫     10  番     山 根  由美子     11  番     川 端  義 明     12  番     山 口  性 治     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   参事             遠  藤  光  宏   参事             黒  川     浩   総務課長           木  下  貴  雄   財政課長           伊  延  徹  哉   福祉生活課長         阿  部  龍  裕   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           遠  藤  美  信   すくすく子育て課長      多  田     寛   いのちを守る防災・危機対策課長桃  井     淳   清掃センター所長       樋  口  克  己   保健センター所長       足  利  公  祥   教育委員長          河  野  英  俊   教育長            村  山  一  行   教育次長           以  西  誠  司   社会教育課長         片  岡  秀  文   給食センター所長       池  北  哲  也   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         中  村     淳   事務主任           堀  部  裕  之10. 会議録署名議員     12  番     山 口  性 治     13  番     藤 田  高 明11. 議事日程   日程第1 一般質問            午前10時00分 開議 ○議長(近藤忠夫君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(近藤忠夫君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。7番谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) おはようございます。谷脇でございます。 議長のお許しをいただきましたので、ただいまより一般質問をさせていただきます。 まず最初に、7月6日に実施されましたいきいき健康フェスティバルイン石井についてお尋ねいたします。 今回初めて取り入れました、たばこを吸われる人には特に検査してほしかった肺年齢測定COPD体験コーナーには何人の人が受診されましたでしょうか。また、それによって精密検査を受ければよいという人はあらわれましたでしょうか、おいでましたでしょうか、まずは保健センター所長にお尋ねいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長足利公祥君) お答えをいたします。 測定した方は94人の方で、そのうち75人の方が測定できました。測定不能の方が19人いらっしゃいました。これは測定に際しまして、マウスピースを介して一気に息を長く吹き続けなければならないために、計測不能となったものです。そのうち、異常なしの方が33人で、境界領域の方が25人、要精密検査が15人、また軽症から中等の症状のある方が2人でした。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) また、前回に引き続きまして検査をしてくださいましたコーナーがございます。それぞれ何人の人が参加されましたでしょうか、引き続き所長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長足利公祥君) お答えをいたします。 肺年齢チェックが127人、足の裏健康度測定が96人、骨量測定が137人、血管年齢測定が154人、アルコールパッチテストが45人、骨盤底筋体操が36人です。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 前回に引き続きまして、これだけ興味を持って、少しでも健康で長生きしてほしいと思います。医療費、国民健康保険の抑制にもつながると思っております。また、今回健康フェスティバルを場所を変えまして中央公民館のほうに移していただきました。何人もの人が広いところへかわって、谷脇さんよかったなというお声がけをいただきました。また、保健センターとしてよかった点、こういうところは反省すべき点でなかろうかということ、何かありましたら保健センター所長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長足利公祥君) お答えをいたします。 式典の後、ホールなどが使用できなかったので、各種健康相談コーナーなど盛りだくさんの内容でしたが、手狭であったように思います。また、当日ご協力をいただきましたボランティアの方々の休憩がとれない内容でしたので、今後改善いたしたいと考えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) それに引き続きまして、午後実施されました名西郡医師会主催の講演には、習慣病予防ということでそれぞれの先生がお話をしてくださいました。大勢の人が熱心に耳を傾けておられました。 また、7月25日に行われました老人大学には、今町民の皆様の最も関心の強い認知症のお話でございました。400人近くの人が受講され、帰るときに本当にためになったと大勢の人が喜んでいただきました。 次に、先月の徳島新聞に、徳島県内では肺炎による死亡率が増加していると、特に年齢の高い高齢者に対して肺炎球菌ワクチンの予防接種を呼びかけるという記事が載っておりました。厚生労働省は高齢者のワクチン接種を10月から自治体の定期予防接種に加えて、大体1回注射いたしますと、病院によって少々の差はございますが、8,000円前後かかるとあります。費用の半分を助成する動きがあるとありました。また、肺炎による死亡者は65歳以上の人が96%を占めるとございました。石井町では県下唯一、昨年より75歳以上の人は無料でございます。国が10月から制度化した場合に、石井町としてどのような取り組みをなさいますか、保健センター所長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 保健センター所長。 ◎保健センター所長足利公祥君) お答えをいたします。 現在高齢者の肺炎球菌ワクチンは、予防接種法に基づかない任意の接種として75歳以上の方は1回無料で実施しております。今回予防接種法に基づきまして、定期予防接種にされたことによりまして対象年齢が変わりました。対象年齢は60歳から64歳の厚生労働省が定める方と、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳と101歳以上の方です。10月からの定期予防接種開始に当たりまして、県内医療機関で接種できる体制を準備中です。県下で委託料自己負担金についても統一価格となりますが、石井町住民は75歳以上で接種対象年齢の方は自己負担額4,000円のところを無料となる予定です。10月1日からの接種対象者は5歳刻みの年齢の方になりますので、75歳以上の方で今後接種希望の方は9月30日までに接種くださるようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。
    ◆7番(谷脇孝子君) 今保健センター所長もおっしゃいましたが、個々に通知は既に対象者には送られております。75歳以上の人でまだ受けていない人は、必ず今月中に受診されますことをお勧めいたします。 次に、先日の徳島新聞に、石井町は県下に先駆けて不動産の適正管理を促すために、四国外在住者に文書を発送したとありました。また、町内には空き家、空き地など多くの近所からいろんな苦情が寄せられているとありました。また、私も先日、町民の人の要望で現場を見せていただきました。幾ら自分の土地だからといって、不要なものをもう散乱してある。美的的にはもちろんでございますが、夏には蚊も発生するし、また嫌なにおいもします。蛇も出るそうです。1対1ではなかなか対応してもらえないので、役場が中に入って注意してもらい、善処してほしいということです。私が感じたところでは、自分の土地にいろんな物を散乱して置いてございます。結局道路に面した面、その近くで道の隣で住んでおいでるおうちに比較的遠いところ、私が見せてもらったところでは、南東の位置にちょっと固めて寄せておけば少しは被害が少ないんでなかろうかと思っております。 そこで、ここでおいでる人でも、もちろん有線を見ている人もそうでございますが、自分がそこに住んでいる立場になったら、もうその人もおっしゃっていました、死んでも死に切れん、この状態はということでございます。何事も自分がそこに住んでいる立場になって、どうでしょうか、いろんなことに中立的な立場である町政が個人の持ち物に対してああのこうのということには制限があるということは理解していますけれども、あれはどうにかしてあげなんだら困ると思います。自分がそこで住んでいたら、決して黙ってはいないと思います。どうでしょうか、福祉生活課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 谷脇議員のご質問にお答えいたします。 基本的にはおっしゃることごもっともだと思いますし、お隣にお住まいの方、大変ご迷惑、さぞかかってらっしゃるんだろうなというのは十分理解しておるつもりでございます。昨日の仁木議員さんのご質問にも空き家の件でございましたが、空き家も含めて私どもの基本的なスタンスというのは昨日も少しお話ししましたが、空き地、空き家も含めて管理、所有者の責任があるという共通認識のもとで、所有者の方のご理解、ご協力がなければ適正な管理は行えないという立場、それから、そうは言いながらほとんどの所有者の皆さんは、ご苦労されながらでも良好に管理いただいているというふうな捉まえ方をさせていただいております。 ただ、先ほどご質問のように、一部不適切な、適切でない管理されてる方がおいでるというところ、このあたりは私どもも幾つも年間にお電話いただいておりますし、その中にもお電話いただかなくてもご近所の方、所有者の方への声かけした段階で注意喚起できて、良好な管理ができてる場所も多くあるだろうというふうには感じております。それでもなかなか改善されなかったり、それから所有者の所在がわからなかったりする場合もどうもあるようでございますので、そういう場合には我々のほうに連絡があるのではないかというふうに受け捉えさせていただいております。 ただ、その場合、先ほどもおっしゃっていただきましたが、何分限界もございます。我々の立場といたしましては、所有者の方にお会いしに行ったり、それから電話をかけさせていただいたり、それから特に遠隔地の方ですが、通知で注意喚起をお願いをするというな方法をとらさせていただいております。 なお、これはお願いというか、注意喚起でも指導でもございませんが、石井署のほうにも一部状況によりましては安全確保という意味で巡回をお願いしたケースもございます。それと、そのためにこれは注意喚起という意味で先ほどおっしゃっていただきましたが、新聞にも報道されましたが、特に遠隔地の方、経験的にはなかなか管理が行き届いてないというか、良好な管理できてない方というのは県外の方、遠くにお住まいの方というのが多うございますので、そういうことから、試しにといいますか、遠いところの方に少し注意喚起をお願いをしてみようということで、固定資産税の納付書にのっからせていただきまして、お願いの文書を出させていただいたところでもございます。いずれにいたしましても、可能な範囲で可能な限り、そのお隣にお住まいの方のお気持ち十分察しながら、お願い、注意喚起をこれからも続けていきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 今聞かせていただきました。 課長の答えは百点満点、それぞれその立場になったらそうと思いますけれども、やっぱり1回より2回、2回より3回、足を運んでいただくことによって、石井町もこうやってして頑張っている、ましてやその人の場合は持ち主は石井町内の人です。そこへ行けば、ある程度早く解決できるんでなかろうかと私は思っております。 先日載っておりましたように、不動産の適正管理のためにそういう文書を送られたということは高く評価しておりますけれども、現実そういうような問題に立ち当たった場合、町政がここから以上は入り切れないというのも、それは今課長がおっしゃったように、お答えとしては本当にそうだと思いますけれども、そのおばあちゃんの話を聞かせていただいた場合、どなにかしてあげなんだらいかんの違うかいな、日に日に日に日にそこで生活している人のことを思うたら、本当に腹が立って、何ぼ役場へ言うていってもあかん、誰に言うていってもあかん、もうそれではやっぱり現実問題として、行くけれど答えの結論は出ん、一時期に比べて石井町の職員さんも人数も減っております。また、いろいろと土日に出られることもたくさんございます。以前に比べて町民の人から、谷脇さん、石井町役場へ行ってもようなった、ちゃんと案内してくれる人もおるし、挨拶もちゃんとしてくれるし、役場自体も明るくなって、本当に皆てきぱきとしてよくしてくれるということはよく聞きます。皆さんそれぞれ仕事の量も多くなったことは解釈いたしておりますけれども、現実一人の人がもう本当に死んでも死に切れんということを聞かされますと、本当にどなんかしてあげないかん問題だと私は痛感いたしております。町長、どうでしょうか、本当に町長として一言何かいただきたいんですけれど、よろしくお願いいたします。もう今日、有線を食い入るように見ているということでございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) ちょっとお答えする前に、プロジェクターで私が説明した中で、一部の住民の方から忠勇とハローズがちょっと何か混合しとったようなということで、ちょっと説明をさせていただきます。 忠勇跡地については、セブン‐イレブンさんが約1,000坪を29年間、約1億円ぐらいで借っていただきます。今、工事にかかっておりまして、11月の中ぐらいにはオープンするんじゃないかと思っております。その横には藍畑の憩いの家と藍畑公民館分館を一緒にした新しい施設を建てます。その裏側にはこども園ということで、新しく一般の方を公募する。民間の施設を建てたいと思っております。ハローズにつきましては、24時間営業ということでございますので、フジグランの西側について、今ハローズさんが地権者について交渉をしているというところでございます。 それと、肺炎のことでちょっとよろしいですか。石井町が考える、肺炎球菌のお年寄りの無料化とか、あるいは中学卒業まで医療費助成とか第2子以降の無料化というのも、石井町がどんどんどんどん先んじて補助金をやってる中で、国がどうにかおくればせながらついてきてるというような状態です。石井町は今75歳以上は全て無料にしております。石井町の医師会の方というのは、非常に実は安く交渉していただいて、8,000円かかってないんですよ。県が一体になってきたら、県の医師会と交渉しましたら8,000円超えた実は金額になっておりまして、ちょっとそこらもおかしいところでございますが、国が半額を補助するということで、65歳、70歳、75歳を節目として、4,200円ぐらいの個人負担になります。これは私が先日の所信表明のときに皆さん方にご提案をいたしましたが、この5歳刻みの助成を全部石井町が負担をしようと思ったら、年間800万円ぐらいの費用がかかります。今財政の努力している中で、やれんことはないんですが、できたら議員さんにもご協力いただきまして、町長選挙と夏の暑いときの町会議員の選挙を一緒にしていただいたら、このお金というのは余ります。そういうことで、ぜひお願いをしてあるんですが、なかなかこういうのは皆さん方もいいご返事をいただけませんが、ぜひ検討してみてくださいね。わずか本当に数カ月の間でございますので、無駄な1,000万円近い経費を使うよりは、一緒にすることにより町民の方にこういうことが無料にできるということ。石井町は10月1日からできるだけその方向で進んでおります。 今の不動産の管理ということで、私、阿部課長大好きなんですが、谷脇議員さんがおっしゃったように、本当にさすがそつのない答弁、実際に困っている人のことを考えたら、ああいう答弁は私はできません。注意を促すはがきは出す、こんなん当たり前ですよ。本当にやろうと思ったら、何しに調べて電話するなり、もう少し何といいますか、どうしても弱っとんですよ、このまま置いといたら石井町が代執行しますよ、そのお金を石井町が請求しますよ、そのぐらいまでは踏み込むべきじゃないですか。私たちは公務員だから仕事はしてますよというのは、ほんなんは当たり前です。ほなけれど、実際その方がご苦労されて、そこまで心配されとんだったら、やっぱり電話かけて、どうしてもあかなんだら、ちょっと出張して家まで行って現状を訴える。それでもできなんだら、今言うたように、石井町がかわりにもう撤去する。本人の了解をもらってということになりますが、その費用は本人に請求するとか、そのぐらいのやっぱり親身になった石井町政に課長さんもぜひお願いしたいですね。阿部課長のことは、個人的に言うんでないんですけれど、やっぱり課長さんは、もう役職員というのは、私がやってるように本当に親身になってご相談をしてあげていただきたいと思います。そのようにしていきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 町長の力強いお言葉をいただきまして、有線の向こうで多分本当に喜んでおられると思います。どうかそれぞれの課長さんも、本当に大変だろうということは、もう以前の町政は私は身近にいろいろと知っているだけに、本当に仕事の量も増え、土日も出てき、大変だろうということは本当に承知いたしておりますけれども、いま一歩課長、協力どうかよろしくお願いいたします。 次に、石井町の業者が介護報酬を不正に受給したと、また県から指名を取り消されたとありました。7月24日に、これ新聞にちゃんと住所も名前も載っていたのでいいと思いますが、石井町浦庄の岩佐建設が運営する介護サービス事業が不正に受給した件数が190回、もうちょっとこの190回というのはちょっと信じれんような数字でございます。また、その割には、ちょこちょこちょこちょこしたんかどうかわかりませんが、93万円と新聞には載っておりました。どうしてこのようなことになったのか、その経過及び石井町がこうむった被害、また件数、金額、教えていただけたらと思います。長寿社会課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えいたします。 不正受給全体の数ですけれども、新聞報道以降の詳しい数字を述べさせていただきます。 不正全体として93万2,260円、保険者が負担しました9割分として83万9,034円、202件の7名でございました。そのうち、石井町の被害という分でございますけれども、12万1,060円、9割分といたしまして10万8,954円、31件、3名の方でございました。大きな不正事件であったんですけれども、本来すべき介護保険事業も行いつつ、それに追加してのやってなかったこととか追加して、余分に請求したという事例が発覚したために指名停止となったという事例でございます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 今度このようなことに対する石井町の対応と、二度とこういうことが起きては本当に困るんですけれど、今も聞きましたら、新聞は190回ですけれど、今の課長のお答えは202件、何かちょっと増えてるみたいなんですが、こういうことが起こらないように対処する方法を引き続き長寿社会課長にお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えいたします。 この指名停止の事件後に、県より各事業者に対して指導の通知文書が参っております。私どもも県の指導実施にあわせまして、町からも指導を行うと、介護保険の適正運用ができるように指導を一緒に行っていきたいと思います。 それと、被保険者の方、介護サービスを受けられている方で、何かあやしいかなと、請求内容と違うかなということがありましたら、直ちに今石井町の長寿社会課のほうにご相談ください。県、国保連合会とともに調査して、不正がないか十分確認をして指導を行っていきたいと思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 他人事みたいなことで聞いておりましたが、石井町にこういう悪質な業者がおったことに対して、その業者が石井町に指名願を出して、石井町が年間に何件か指名をさせてもらってるということに対して非常に腹立たしいと思いますが、腹が立ちますね。 岩佐建設株式会社代表者が岩佐実です。この人がはる介護サービスというて、別会社でこういう事業をやっとんですね。この事業は平成25年12月3日から介護を受けてる方から石井町に相談があった。それで石井町と県の人が張り込みする中で、来てないのに、来たように不正にこういうことを提出しておった、報告しておった。すごいですね、202回。この金額は本当に100万円程度でございますが、石井町の被害が15万2,535円、31件、3名の方が被害に遭っております。これ県からの報告書を見ますと、指定取り消し処分に相当する不正な行為が確認をされた。問題なのは、谷脇議員さんね、たまたまこうやって言うてこられたからこういうことが発覚をした。じゃあ言うてこなかったら、わからんままでずっとこういう不正をやっておった。もう本当にいいかげんにしてほしいですよ、こういう業者というのは。何のために一生懸命私が改革して、不正をやめませんか、やめませんかということを言うていっきょんですか。いまだに石井町が発注している指名願を出している業者が、横でこういうことをやってる。何ですか、この岩佐建設という会社は。町民の皆さんにどなにおわびしてええかわからんですね。本当に弱い人をだまして、国からの補助金、県からの補助金、私たちの税金じゃないですか。税金泥棒ですよ、こんな人は。石井町は大分改革ができたと思っておりますが、いまだにこのような業者がおって、こういう本当に弱い人をだますということに対して、非常に私は腹立たしい思いを持っておりますし、この業者に対しては当然県がしている、あるいはそれ以上の厳しい処分を石井町として当然とってしかるべき、そのような対応を今しておるところであります。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 私もこの新聞が載った後に徳島に、私、徳島市内に友達がたくさんおります。その友達から、石井町にせこいことする人がおるんやな、190回もこういうようなことをするせこい人がおるんじゃなということを聞きました。後で町長にお尋ねするつもりだったんですが、ありがとうございました。 次に、町長のリコールについてお尋ねいたします。 リコールが成立しなかったからといって、この問題が終わったわけでは決してありません。善良な町民をあざむき、勝手に名前を偽造した行為は絶対に許してはいけない問題だと思っております。あれから1年余り、最初9,000人の目標ができないと思ったのかどうか、8,000人に下げ、また住民台帳に載っていない人が140、50人、重複して記入した人が300人以上、亡くなった人、未成年の人、また石井町以外の受任者がありました。ありとあらゆる汚い手を使っております。でも、河野町長を理解している人は署名しませんでした。また、あれから1年余るんですけれど、いまだに結果が出ないのはどういうことなのかということで、先日石井警察署のほうへ我々議員が行ってまいりました。警察で話したこと、聞いたことは今ここではお話はできませんけれども、警察関係者の人が聞き取りとかすると、広いようで狭い石井町でございます。必ずうわさは聞こえてきます。悪いことをした人が何の罰も受けずにいれば、石井町は闇になります。そのような町に石井町を絶対にしないでほしいと思っております。それができるのは警察だと私は信じています。 これだけはっきりした証拠があるのにもかかわらず、いつまでも答えが出なければ、我々は署名を集めて最高のところ、警察の長官のほうへ行かなければなりません。自分が勝手に名前を偽造した人の立場になれば、本当に警察はもっと重く受けとめてほしいと思っております。集めに来たいきさつをあれからもいろいろ聞かされます。町長のあることないことを言って署名をしました。でも、あれから町政に興味を持って、河野町長が一生懸命石井町のために頑張っていることがわかったと、今は署名したことを後悔していると聞きます。その当時はどんな手を使ってでも成立させたかったんでしょうね。今、町長はこの件をどう思いますかとお尋ねする私も本当に心苦しいのですけれども、町民の人が、谷脇さん、あれからもう大分なるのに警察はちゃんと動いてくれよんで、どないなっとんでということを聞かれます。私やは想像するのに、大体こういう人が書いたということも回り回って聞こえてきますけれども、警察官でないんでそれをどうこうすることはできません。町長にこういうことに関してお尋ねするということは、与党議員の一人としても心苦しいんですけれども、いまだに解決しないことに、町長いかがでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 昨日は警察相談の日というて定められとんですね。日本中でいろいろ困った方、そういう人が警察に相談をする。果たしてその警察が本当に住民のことを考えて行動してるかというたら、ちょっと問題がありますね。石井のこの議会でも、たびたび暴言を吐いて、あるいは暴力を振るった町民の方がおいでになった。そのことに対しても、いつの間にやら無罪になりました。あるいは今問題が起こってるのは、その人かどうか私知りませんが、毎日中央公民館に来て、朝から大体1日おる。来てる町民の人とちょっと口論になって、町民の人が襲われるというて、危険を感じて警察に電話をした。警察は来てくれたけれど、何の注意もしない。毎日そういう人が来て暴言を吐く。そういうことに対して一つも対処しない石井の警察ですね。 リコールが何しに起こったかといいますと、私が何もやってないのに、そういうぬれぎぬを着せられて、一審、二審とも有罪になった。そのことに対して本当に、私が50年前に交通事故で起こしたことまで出してふれ回ったですね。それで、その中の原因というのが、訴えた女性というのが東警察署の井手タカシという人と交際があった。自分がつき合いしとった警察に頼んだら、うそのことでもでっち上げができる。それで、裁判所はやむを得ず、近寄り過ぎたので河野さんがちょっと押し戻した、こんなことで暴行罪。あなたたち野党の人たちは、そういうことで一生懸命うそ八百を並べてふれ渡った。町民の方は健全な方がほとんどおいでたんでしょうね、私の知るところでは約5,000か6,000までかできてない。2,000以上は不正です。はっきりした証拠が出ております。 例えばある喫茶店のマスターが、納入業者に対して、おまえうち商品納入しよんだろう、石井で商売したかったら署名せえ、その人がしたくないというのに強要をした。名前もはっきり出てます。あるいは若い人がツイッターで、これも名前がはっきり出てます。Iさんですが、Iさん及び3人に囲まれて、署名せえというて私は断った。断ったら無理やり鉛筆を握らされて、それで署名を強要された。恐ろしいから署名した。ツイッターで流してます。高原地区では、夜11時ぐらいに、これもIさんという人ですが、Iさんほか3人が夜、家へ行って、署名するまで帰らんぞというて、もうやむを得ず署名をした。ご夫婦の方は、受任者にされて勝手に署名をされた。これも名前もはっきり出てます。女性の方は、これも名前を使われて、それで署名をしてないのに署名をされた。80歳のお年寄りの方が、女の子の子供が書く丸文字でサインをしている。同じ筆跡が1,000以上超えてある。ある病院で、これも議員さんの名前も出ておりますが、その病院に預けて、もうわかっとんだろうな、署名してくれよというて、その受任者が一人ずつ目の前で署名をささないかんのに、病院がぐるになって署名をした。 こういうことに対して、石井警察署が全然動かん。1年以上もたっても、まだ結果が出てこん。何しよんでしょうね、石井警察署というのは。私は自分個人のことでございますから、野党の議員さんは一生懸命、あるいは一部の人たちは、町長におられたら弱るからというて、もう必死になってやった。しかし、必死になってうそ八百並べても、署名数には達しなんだ。裏で動いとる人の名前も全部わかってます。それでも警察が動かんのだったら、県警本部長とか公安委員会とか、あるいはそういう国の機関、石井警察署に対して、公文書できちっとその事実があるんですからね、私が想像で物を言よんだったら、それは私の間違いです。しかし、きちっとツイッターなり、あるいはそういう署名してない人が現実にあらわれてきてる。そういう人のことに対して調べないというのはおかしいじゃないですか、何しよんですか、警察は。あり得んですよ。何しに1年1カ月も放りっ放しにしとんですか。じゃあ誰かの国会議員さんの何かの圧力がかかっとんですか。 ある国会議員さんがこんなこと言ってまして、私たまたまある会合で、ほかの人もいっぱい聞いとんですが、昨日わしな、もう県警の本部長や県の人と一杯やってなって、ばかじゃないですかね、この国会議員さんは。公衆の面前で、いかにも私はその警察に対して人脈があるんじゃ、わしの言うことは聞くんじゃというようなことを公然と言う。その人のひょっとしたら力があるんかもわかりませんね。しかし、日本の悪を正すもとである警察が、仮にそういう人の圧力が持ってるんだったら大変なことです。また、私が聞くところによると、訴えた人に対して、もう取り下げてくれだと言うたような話もあります。何とふざけた話でしょうね。警察が訴えた人に対して取り下げてくれ、その話が事実ならですよ。私が暴行したじゃなんじゃというて、そして一生懸命リコールして、野党の議員さんは駅前でえらいテレビに出て、いかにも自慢げになっておりましたけれど、そういうこれだけの不正が明らかになってる以上は、昨日も久米議員さんが最高裁で判決が出たらどなんするんですかやという質問がありましたけれど、もう論外ですよ。こんな話もう終わってますよ。あなたが、2回私が有罪になったということで、一生懸命町民に対してリコールしてくれというて集めたんでしょう。それでも町民は、ほんなんは河野さん、うそかもわからん、仮にあったとしてもちょっとさわっただけでしょう、満員電車でいっぱいある。私は絶対やってませんけれどね。それより石井町がこれだけ改革できとんじゃないですかということで、リコールが成立せなんだじゃないですか。一生懸命、夜まいよった方もおいでになるわね。町長がかわったら、またもとへ戻したいんでしょうけれど。ということに対して、石井警察署に対しては私はこの議会でも言っていますが、まだ動かないんだったら、きちっと公文書で県警の本部長なり国の機関に対して申し入れをすることを思っております。ちょっとおかしいですね、何しよんでしょうね、警察は。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 警察もちゃんと調べているということでございました。今は議員の一人として、町民の一人として、その警察の言葉を信じております。 次に、永岡議員も昨日聞かれましたが、町長の多選自粛条例についてお尋ねいたします。 今から3年半ぐらい前ですね、町長の2期8年の条例には永岡議員と一緒に私も賛成討論をさせていただき、また与党多数で可決されました。町長として、その当時、前町長と同じ轍は踏みたくないという町長の考えに私も賛成したわけです。結局今の町長の、もうこれ4年、5年近くなるんですが、町長とこういうように私も議員にならせていただいて、町長の性格からしましても、どなに言うんでしょうか、町長の考え、交際費をゼロにし、また町長と同じ路線を引き継いでくれる人があらわれたら、町長の性格からして私は町長は町長選に出ないんじゃないかと心配しております。でも、あのときと今は情勢が違います。今町長にやめられると、一番困るのは我々町民です。河野町長だけ石井町の発展のために、また町民の幸せのために考えてくれる人がいますかという声をたくさん聞きます。今現在、河野町長のように一生懸命してくれる人、またそれだけの力を持っている人が誰かいますか。今、町民の間でも、河野町長が次出られるんかな、出てくださるんかなということで、いろんな地域に行きますと、我々女性というか、ある程度年を重ねた人も、今まで余り石井町政に、私も事実こういう議員になるまでは石井町はちゃんとできとんやなということで、この議会のテレビも入ってなかったし、前の坂東町政がちゃんとしてくれて、借金もない、ちゃんとしてくれてる町政だと信じておりました。結局私と同じような主婦の人、女性の方は多分そういう人が多かったと思います。 でも、今は違います。有線等でいろんな石井の情勢のこと、こういうようにしていることということは、手にとるようにわかるようになりました。そうすると、今の河野さんだけやってくれる人がおりますかということをよく聞きます。私もここで言いたいです。私は河野さんに負けんだけやると言える人がおるんだったら、ほんまにちょっと名乗りを上げてほしいと思います。多選自粛条例を出したことによって、何かそれが障害になり、署名でも集めにゃいかんのだったら、我々女性が立ち上がって、署名集めでも何でも、有権者の半数以上を集めれば町長はいけるわけです。必ず署名を集めるのに協力してくれるという人、女性はもうたくさんいます。今の石井町民のために、引き続き河野町政の力が今の石井町には絶対必要でございます。 また、そして今いろんな重要課題もたくさん残っております。有線を見ている人も、最近は本当にNHKより受信率は高いんちゃうで、一遍調べてもろうたらどうでというぐらい、石井有線の受信者も多くなっております。どうか有線を見ている人が安心するためにも、河野町長に引き続き町政運営をやってもらいたいという、女性の立場、主婦の声をたくさん聞きます。町長として、今答えれる範囲というのは限られると思いますけれども、谷脇さん、このことは絶対に言うてよということをたくさん言われますので、町長が今お話しできる範囲、まだ石井町にも重要課題はたくさん残っております。それでも、私その町長選のことで話が出ますと、みんなにこっちから返します。誰か今河野町長に匹敵するだけの石井町のことを思ってやってくれる人は誰かおりますかというと、おらんなということで、みんなそういう答えでございます。町長の性格からしたら、自分のことを引き継いでしてくれる人がおれば、町長はその人に未来を託すんでないかなと思いますけれども、今の石井町にそういう人は私の目にもいないんでないかなと、皆さんの女性の人の意見と私も同じでございます。どうか引き続き、この重要課題はまだたくさん残っております。町長の任期もあと少なくなっておりますけれども、今後のため、石井町の町民のための幸せを願って、どうかよろしくお願いいたします。有線、たくさんの人が見てくれております。町長、お話いただける程度で結構でございます、お願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) アメリカの大統領が2期8年、前の坂東町政も2期8年を公約として出て、何と20年やった。私が町長になるまでの間に聞いてることと、私が町長になって、それからいろいろ知ることというのは余りにも差があります。利口な町長さんというのは、私みたいにあらゆることをしゃべらない。ひそかに黙って、ゆっくりして、何も公開しなくて、あの人ええ人やなと思うたら、夕張市みたいになって潰れる。今私、谷脇議員さんの話を聞いてる中に、私が町長になってなかったら、石井町ってどなになっとんだろうな、有線でも議会の一般質問ほとんどない。オール与党ですから、私も2回聞きに来ましたけれど、坂東さんが官僚が書いた厚いこんなやつを、まあ下うつむいて、一回も議員さんの顔見んと延々と読むだけ。この人ほんまに町長かいな。町民の皆さんは、ああいう前の町長の性格ですから、温和なええ人やな、ほいで町村会の会長をされとった。私、今町村会の副会長をしてます。町村会は私がリードしていると自分で思ってます。そのときに、ある首長さんからこういうことを言われました。河野さん、ほういや、前の町長は町村会長しよったんでよと。いっちょも発言せんけん、会長やけん、ちょっと物言うてくれって、私何回も言いましたよ、そういう方もおいでになりました。小泉純一郎さんが大分国民の人、あるいは皆さん方から、もう一回首相をやってと言うたけれど、あの人は男の美学ということで引退された。 私が2期8年というのは、自分自身で自分の条例で縛ってます。本来なら私はすっきりやめたい。本当にやめたいんです。浅田真央さんがオリンピックでこうやって言いました。真央ちゃん、もう一回続けるんですか、ハーフ・ハーフです。私は今現在になって、自分が条例を制定したんだから、やめたいという気持ちがハーフ、そして今石井町には一番重要な課題というのは、農業大学の跡地に県と一緒になって新しい学部を誘致しなければなりません。私はたまたま徳島大学のいろいろな方とご知り合いがある。知事とも今仲ようやってる。あるいは町村会の副会長もしている。こういうことは私でないと、どうしてもやり遂げなければなりません。石井の小学校の横の石井の中認定こども園も、幼稚園の再編成の中でやっていかなければなりません。財政の健全化も7年間で100億円の削減ができて、そのおかげで町民の方にいろいろなことができてます。こういうことをもとに戻したくはないんです。ありがたいお言葉でございますが、真央ちゃんの言葉をかって、ハーフ・ハーフということでご容赦いただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 次に、一般廃棄物最終処分場訴訟についてお尋ねいたします。 先日の徳島新聞を見て、自分の目を疑いました。一審、二審も町が敗訴をしたからといって、あれだけはっきりした証拠があるのにもかかわらず、私は二審が有罪にならないのはどうしてなのかと本当に不思議に思いました。司法を批判するつもりはございませんが、1億3,000万円を町に返済するという3人の連名の署名があると聞いております。それを町民の皆様に配布することはできないんでしょうか。そうすれば、町民の皆様も理解すると思いますし、今回どういう気持ちでああいうようなことを出したのか、私は逆に自分のほうが無罪になったから訴えたと思いますけれども、おかしい。私は本当に個人的には、できることなら二審でやめずに最高裁まで行ってほしかったと思っております。1億3,000万円、自分がそういうことをしてなかったら、署名する人はいないと思います、3名とも。それをそういうようなはっきりした証拠があるんだったら、こういうようなことがあったにもかかわらず、高松高裁ではそれを見てくれなかったのか、どういうような結果で無罪になった、敗訴になったかわかりませんけれども、町民の人が一番理解するんではないでしょうか。 先日の新聞を見て、私の家にもたくさんの電話をいただきました。あれだけのことをしとって、逆に訴える、余りにも厚かましいんと違うでという何人もの人から電話をいただきました。町民の皆様はこの現実をどのように思われますか、またどのように捉えておられますか。遠藤参事さん、黒川参事さん、今回のこの件、私も大勢の人から、町が最高裁に訴えなかったとしても、自分やが1億3,000万円返すということを書くということは、やっぱりそれなりの利益を得てなかったら、何や1億3,000万円返す必要もないし、堂々としとったらええと思うんですけれど、そういうことがあるんだったら、私は法律的なことはわかりませんけれども、こういうようなことがあるんじゃということを町民の皆様に配るわけにはいかないんでしょうか。配るというたら、いろいろと費用が要るでないかという意見も出るかもわかりませんけれども、また近いうちに、去年もありましたわかりやすい予算書、もっと知りたい石井町って、これを近々配るということを聞きました。これの間にでも入れて、はめたら費用もかからんでないかなと思うております。これが町民の皆様に法律的に配るということができるんでしたら、あれだけのはっきりした証拠があるのに、二審では高松高裁では有罪にならなかった、それの根本的な理由もある程度町民個々が理解してくれるんでなかろうかと思います。 それで、今もさっきも町長の2期8年、多選自粛条例のことのときにも出ましたけれども、もう昔と違うていろんなことが石井町のことが手にとるようにわかると、これは本当に町民の間で、また今年の分も出ますけれども、どの課ではどの人が課長さんで、石井町の予算はこういうようにして使ってくれる、我々主婦でも本当によくわかると大変好評でございます。次、出してくれるということで喜んでおりますけれども、どうでしょうか。両参事さん、遠藤参事さん、黒川参事さん、どうでしょうか、町としてこれをどのように、私やも余り知恵がないものですからお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 ただいまのご質問でございますが、石井町に対しまして、9月5日、それに関する訴状が届いております。今後この件に関しましては、係争案件になろうかとも思いますので、詳しいお答えというのはこの場では控えさせていただきたいと私は思っておりますが、今後におきまして、町の主張を理解をしていただけますよう、弁護士ともよく協議をし、対応してまいりたいと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 現在のところ、訴状内容を精査し、町顧問弁護士とも相談させていただき、町としましてしっかりと対応していかなければならないと考えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) うちへ電話がかかってきた町民の人の第一声は、谷脇さん、やった者が得、厚かましいにも本当にほどがあるなという電話を本当にたくさんいただきました。私自身ももう本当にあの新聞を見たときは、これ何かの間違い違うかいなということを本当に思いました。何で司法がそういうような判断をしたんかわかりませんけれども、町としても最高裁まで行っても、高松高裁でこれだけはっきりした証拠があるのにもそれを採用してくれなかったと、あと最高裁へ行けば300万円前後ですか、訴訟の費用がかかると、それではということで町は上層部の人が判断して決められたことでしょうけれども、私と同じような主婦の人もおいでました。たとえ200万円要ろうが、300万円要ろうが、これだけはっきりしたことがあるのに、それをしてくれん、司法は一体どなになっとんなというようなことも聞きました。せめて町民の皆様に、こういうような署名がありますということを、法律的にも何のあれもないんだったら、どうでしょう、本当に配ってほしいと思います。 最後に、このことに関して町長の意見もお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 町の財政に余りご迷惑かけたくないということで、最高裁の訴訟をやめました。私は本当は最後までやりたかったんです。しかし、それを相手が、飛んで火にいる夏の虫といいますか、一言で言わせていただいたら笑止という言葉がありますが、何をふざけんなと。あなた方は何しに捕まったんですか、坂東忠之、前の町長と岩佐透、前の建設課長、あるいは清掃センター所長、最終処分場所長、参事、重要な事項を全て独占しとった人が、石井町を2,500万円ずつで5,000万円で訴えてきてます。だから、町長がやめれないんです。野党の関係する人が町長になったら、この5,000万円をその2人に払うようになる。また、石井町がしんだい損害をこうむります。何しに岩佐透が捕まったんでしょうね、時間気にと思いますが、ちょっとこれはどうしても重要なことでございますので、町民の皆さんにももう一度知っていただきたいと思います。 前の岩佐透さんは、議会でこういうことを言ってるんです。最終処分場の業務というのは、職員さんたった2人です。男の人が1人と女の人1人、十分石井町でやっていける業務でありますから、石井町でやりますということを議会の議事録で言っています。ところが坂東忠之と八光海運の社長の間で密約があった。これは勝手にしとる密約書です。最終処分場の業務は、最終処分場がある限りは八光海運に委託するというような、そういう密約書が出てきた。ということで、このときの岩佐透さんは、私は考え正しかったですね。それを町の幹部の人が一生懸命、こうやって密約書があるけん、どなんぞ委託させたってくれだ。平成12年から平成18年の間、たった2人の業務で約8,300万円の委託をしました。私が町長になる前に、オンブズマンから、高いけん町に返却せえという訴訟を起こされた。起こされた途端に3,100万円下げたんです。8,300万円の払うとった分が5,200万円まで下がった。ここが一つの問題です、なかなか利口ですね。訴える前に下げとったら、ほら言いわけもできるんですが、訴えられた途端に3,100万円下げた。それで、私が町長になって、よその業者に見積もりをとりましたら、わずか4,400万円でできるということになりました。ということは、この何年間の間に倍以上のお金をずっと業者に払い続けとったんです。それを石井町議会も全部通す、町民の方は全然知らなかった。 そしたら、どうですか。今度の訴訟をしている弁護士さんが、木村キヨシさん、私の家に、朝新聞配達が終わるんを待って、ある一人の男が来てました。町長、実は坂東忠之、岩佐透と八光海運の3人の連名があります。石井町に2億円を払うから、そして私たちの退職金も戻します。しかし、マスコミの前でそれを公表するんだけはこらえてくれ、これは木村弁護士に相談してきたことですって関係者の方が言ったんです。ふざけてますね。私の家へ朝早うに来て、ほんで3人の連名書を持ってきて、2億円払うけんこらえてくれ、マスコミにだけは言わんといてくれ、私には500万円やったかな、500万円用意しとる、どうですか。これに私がもしのっとったら、私も500万円もうかる。この事件というのは、うやむやで何もわからず終わってます。私が断りました。町長ですよ、そんな裏取引できませんよ。そしたら、その明くる日の石井町議会が開かれる朝です。坂東忠之と岩佐透の2人の連名書を持ってきて、久米議長の議長室で八光海運の社長がその連名書にサインをして、久米議長に渡したんです。私には2億円というたのに、何しに1億3,000万円に下がったかわかりませんけれどね。町長に言うても話にのってくれんけん、久米議長、議会のほうでこれ受け取ってくれへんでと、1億3,000万円払うからどなんぞ裁判せんといてくれ。久米議長に聞いたら、今の答えははっきり出ますね。それで、久米議長が慌てて私の部屋へ飛んできた。町長、どないしようか、これ受けようと思うんやけんどって。議長、あんた何寝ぼけとんでと、何しにそんなん受けるんですか、戻してもろうたら、ええんじゃないですか。ほんなひきょうなやり方を町長に言うてあかんけん、議会にお金を払うけん、裁判せんとこらえといてくれ、そういう事実があります。これは私が言ってることは全て事実です。警察の供述調書というのにきちっと載ってます。あるいはその4人と会うたときに、私全部テープとってますから、弁護士さんが河野さん危ないでよ、行かれんというのを、いいや、私はこの事件はどうしても解明したいから行きたいというたら、ほなテープ持っていっときよって言うんで、テープを持っていきました。全てその会話というのは、テープに残っております。裁判所に出ております。 この木村弁護士というのも、ちょっと何考えとんでしょうね、自分でそこまでも明らかになっとんなら、もう河野さんに謝るしかないわと。こらえてもらえだ、自分が指示しとって、今度それを名誉毀損と弁護士費用を5,000万円石井町に払えやという、とんでもないふざけた話です。だから、町長やめれんのですよ、谷脇さん。やめたいんです、私は。じゃあ、町長やめて野党の人が担ぐ人が町長になって5,000万円払う、今まで野党の連中がどこまでしんだい裁判起こしてますか。石井の駅前に300台を超す不法駐輪があった。それを私がJRの人と話して駐輪場つくった、それに対する裁判、それからきちっとした職員採用をして、点数もきちっと載ってる。それのに町長がおかしい採用したんでないかという裁判、キョーエイの前の花壇がきちっと草の維持管理ができてます。それもできてないというて不法に起こした裁判。要らんことして町政混乱させて、要らんお金400万円近く払ってるんです。今度私が公約どおり町長を引退して、あなたたちが押す、野党が押す人が町長になったら、5,000万円払わないかん。いいかげんにしてほしいですね。私もちょっとじっくり休みたいですが、なかなか休むな休むな、町長やめなというて言よんでしょうね。 それで、実はこれは何回も言ってますが、また久米議員さんに耳にタコが出るように聞かされたといいますが、事実でございますので、もう一回言います。 そういう多額の最終処分場の委託をしておった。ところが、これがもうかるというんがわかりまして、この事件が起こる前なんですが、坂東町長とその岩佐透というのは暴力団の組長と非常に仲よくしとったんですね。坂東町長の意向を受けて、岩佐透と暴力団の組長が八光海運の本社へ行って、話がついとるから坂東町長の親類の阿波クリーン、藤建設を下請けにはめらせてくれ、そしたら八光海運の社長はこうやって言うてるんですよ。こんな人連れてきたら弱りますと、しかしおやじと話がついとんなら仕方ありません。ということで、無理やり、これは石井町が禁止してます。石井町が発注した業者がそれを2次下請にかけるということは、石井町は禁止をしている。それを知ってるにもかかわらず、自分の利益を図るために無理やり業者から下請をとった。そして、捕まったんが、四国銀行の通帳に毎月八光海運から300万円を送られてくる。こういう人というのはよう隠さんのですね。これ見てみい、300万円使い道どない使おうか、岩佐透の親類の高力次良に60万円毎月やった。それで、自分の孫に毎月10万円貯金した、自分はボート行く、競輪に行く、競輪はどうか知りませんけれど、毎晩自分の2号がしているスナックへ遊びに行く、それでもお金が余る。そのお金というのは、全部石井町民の皆さんの税金です。通帳を見せて、これ河野に知られたらまずいけんな、これをせなんだら見つかってなかったんです。毎月300万円のお金がそういうふうに入ってきて、そのお金を本当に自分やの利益のためにだけ使った。それをある人が知って、これやったらわしにもちょっとくれだ、ところがその人はけちやったから、お金を渡すんが少なかった。ほんで、けんか別れして、じゃあその人が警察に訴えて、そして2人の現職の町会議員が逮捕されたんです。こういうことを町民の皆さんは何にも知らなかったはずです。しかし、訴えられた以上は、私はこの裁判はきちっと決着をつけます。 石井町でええかげん暴利をむさぼっとって、それ以上にまだ石井町から5,000万円を取るや、とんでもないです。この裁判がどこまでいくかわかりませんが、徹底的にやります。相手が反省するだろうと思うて、私は手を緩めてたんです。もうええわ、これ以上、もうこの件はここで終わろうかと。しかし、相手がまた吹っかけてきた。町民の皆さんは、私が言よることというのは全て供述書なり証拠があります。それで判断をしてください。こういうのに負けたんでは、本当にまた昔の町政に返ってしまう。私がこの7年間、何のために一生懸命努力したかというのが全部無になってしまいます。これが現実です。両参事さんはいい答弁をされました。私は本当のことを町民の皆さんに知ってもらうだけです。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 次に、先日行われました子ども議会、私も傍聴をさせていただきました。子供とも思えない発言にびっくりいたしました。将来、議会に出たことをきっかけに町政に興味を持って、一人でも町会議員になろうと思う人が出ることに期待いたしております。子ども議会でも要望がありましたが、道路冠水対策について、先月8日、9日、台風により夜も寝ないで対応してくださいました町職員の方、また消防の人は大変だったと思います。私たち河川対策委員も仁木対策委員長と一緒に町内を、台風が終わったすぐ後に回らせてもらいました。このような場合、町としての対策、対応を聞かせていただけたらと思います。いのちを守る防災・危機対策課長、お願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 台風時の職員対応ということでございますが、大雨警報等が発表されましたら、参事以下総務課長、いのちを守る防災・危機対策課長ほか建設課長、教育委員会関係、それから福祉関係の職員等、一部職員において待機態勢と警戒態勢をとります。引き続きまして、警察、消防、消防団幹部等の連絡調整を行いまして、また随時道路、河川等の巡視を行っております。避難所につきましては、この時点においては自主避難ができますように、各公民館、分館を開放という形をとらさせていただいております。 先日の台風11号の対応でございますが、8月8日の16時43分に大雨警報が出ましたので、一部職員が待機いたしました。 翌9日の午前6時30分に、道路等河川等の巡視のために職員を増員いたしております。8時になりますと、消防団長、また副団長、役場に待機いただきまして、今後の対応を協議いたしました。10時30分には災害対策本部を設置いたしております。13時30分に消防団につきまして、全詰所において団員集合いただきました後に危険箇所の巡視を行っていただきました。これは翌日まで継続していただいたところでございます。また、避難準備情報を14時に出すということでございますので、その30分前の13時30分に石井地区、浦庄地区の指定避難所を全て開放準備をいたしたところでございます。そして、14時に石井、浦庄地区の山際の区域につきまして避難準備情報を出したという経緯がございます。 翌10日でございますが、午前7時にはかなり雨がピーク、水位もピークだったかと思いますが、広い範囲で避難勧告を出さなければならないかというような状況でありましたので、町内全ての指定避難所に職員を配置したところでございますが、結果として開設には至りませんでした。天候回復もありましたので、13時20分に避難準備情報を解除するとともに、災害対策本部を解散、後には一部職員が待機態勢をとったという経緯でございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 時間の関係で、3件続けて質問させていただきます。 6月の議会でもお尋ねいたしましたが、石井中バス停の屋根の件に関しましては、発表させてお願いする以前にも私ところに電話もあり、町にお願いしました。その後もいろんな人が、あれはよかったということで、今現在の進捗状況を建設課長に、また全国至るところで地域再生がうたわれております。前回もお尋ねいたしましたが、福祉生活課長長寿社会課長、その後どのようになっておりますか、お尋ねします。 それともう一件、公民館の椅子式の乗降機、あれを設置するということはいろいろと問題があるということでございました。その件に関して、社会教育課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(遠藤美信君) お答えいたします。 石井中バス停留所は、利用者も多く、少しでも環境を整えるために屋根設置について話を進めております。現在は国道192号線の管理者である国土交通省との協議をしているところであります。道路の構造上、協議が少し難航しておりますが、できるだけ速やかに設置することができるように努力してまいります。以上であります。 ○議長(近藤忠夫君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 6月の議会でご提案いただきましたお話は、恐らくボランティアさんを使った地域商品券、もしくは地域通貨の流通ということではないかというふうに理解いたします。申しわけございませんが、まだ広く議論はできておりませんが、現在情報収集の段階でございます。いずれにいたしましても、イメージしてみますと、どういう方法をとるにしても、多くの人、それから多くのお金が動くことですから、少なからず影響があるであろうというふうにイメージしております。少し課題なんかも幾つか聞いてみましたが、解決化したような部分も多々あるというふうにも考えております。事例で教えていただきました商店街振興会の組合の皆さんの取り組みは、大変すばらしいものだなというふうにも改めて考えさせてもらったところでございます。 ボランティアさんの立場から考えますと、自発的にもしくは自己実現のためにボランティア活動を行ってくれた方、既に多くいらっしゃると思います。もしかするとご提案になったような高齢者の皆さんも、そういうふうな意識ではないかもしれませんが、助け合いのことも既に多く行ってらっしゃるんじゃないかというふうに受けとめさせていただいております。同じような答えで恐縮ですが、私どもとしてはボランティアさんに何かやりがいのあるような仕掛けをつくれたらなというふうなところで、今後検討してまいりたいと考えます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) 高齢者の担当部門といたしまして地域再生という形で、地域再生にはお住まいの地域でのみずからの活動の地域の方々の力が何より大切という形で、藤クラブの人員増に対してご協力などをさせていただきました。そこで重松のクラブの増加等で、ますます地域連携の力を発揮させていただきまして、藤クラブの皆様、ご努力とご協力を感謝し、これからも連携をとって高齢者が高齢者同士、助け合いをするという地域再生の力を一緒に行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(片岡秀文君) 公民館石井分館の椅子式階段昇降機についてご回答いたします。 公民館石井分館において、リフト設置のために詳細に現地を確認してみましたところ、2階の床面積224.64平米に対しまして階段の幅が130センチしか確保されておりませんでした。この状態ではリフトを設置すると階段幅が狭小となり、公共の建物でありますので建築確認等必要になると思いますけれども、その時点において問題があるのではないかと見込まれます。 そこで、まことに残念ではございますけれども、現時点では設置は困難であるとご回答させていただきます。しかしながら、石井分館は2階に大会議室がありまして、会議等に参加できない方、催しに参加できない方もおられますので、それは大変残念な事実であると認識しております。石井分館は既に建築後20年を経過しておりまして、今後施設の大規模な改修等も検討することが今後あろうかと思います。そのときには椅子式階段昇降機やエレベーター設置も含めて2階への移動手段を今後検討していきたいと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) 4人の課長さんには、時間の関係でそれぞれ前向きな回答をいただきまして本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。 質問は1問、ちょっと時間の関係で残ったんですが、最後に先日7月31日、県内町村議会の女性議員による女性議連が発足いたしました。女性議員の一人として、お互いに切磋琢磨しながら、石井町発展のために少しでもプラスになるよう今後頑張っていきたいと思います。 本日の私の一般質問は、これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午前11時26分 休憩            午後 0時59分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。11番川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 議長の指名により一般質問を開始させていただきます。 今回私の質問については、町民の声というのがほとんどでございます。 まず最初に、議員視察についてということで、先般梶野議員のほうから新居浜市、それから北海道の夕張市、白老町の研修報告を受けたわけでございますけれども、町民の方から、いわゆる冬は沖縄で、夏は北海道へ研修旅行に行かれると。今回町長も帯同されたというようなことで、これどんな研修に行っきょんなと。そして、ましてや夕張市といえば財政再建団体じゃないかと、大概夕張市の場合は炭鉱が閉鎖されて観光行政をしたと、ほんで粉飾決済をしとって破綻したというような現状はもう最初からわかっておるというところでございます。そんなところへ研修に行って、現実に石井町にとって何のプラスになるんかいなと。このプラスになるならんについては、後々の行政の方針によって大分違ってくるだろうと思います。 そこで、町長、これあなたも帯同して研修を受けたわけでございますけれども、どういう結果で今後どういうふうな取り組みをされるのか、この点について答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後1時01分 休憩            午後1時05分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。町長。 ◎町長(河野俊明君) 私が夕張市へ視察行ったことに対してあなたは批判をされてる。 石井町産業建設常任委員会ということで、沖縄のほうへあなた方が、久米伸一さん、川端さん、後藤さん、小林さん、梶野さんが行きました。私は夕張というのは、私が町長選挙に出る原点です。そして、石井町を夕張市のように絶対したくないという強い思いで、この7年間半やってきました。夕張市というのは、東京都の職員さんが給料20万円で夫婦で7割カット、そして今一生懸命再生をされておる。というわけで、どうしても夕張市長に会って、倒産した、破綻したいきさつ、そして皆さん方がどのようにして今改革しているのか、石井町がお手伝いができることが何かという条件のもとに、夕張市長に面会ということで行かせていただきました。 最初は、当初は議員さんの視察だけだったら、夕張市長は時間がとれないというご返事やったんですが、石井町長がどうしてもいろいろお話しして友好を深めたいということを言いましたら、先方さんもお忙しい中でございますが、2時間ぐらい時間をとっていただきまして、いろいろ破綻した状態、あるいはどのようにして再建をしているということについて、いろいろ意見交換をしたところであります。 あなたの沖縄の報告もぜひ聞きたいところでございますが、また後でお願いしますね。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 町長ね、私自身今回は町長、あなたが帯同されて夕張市のほうに視察研修に行かれたと、その中において夕張市の研修をされた結果を石井町でどのように反映さすのかという質問を私したんですよ。私、沖縄行きましたよ。この方言よんのは、ほうでない。実質的に冬は沖縄、夏は北海道へ行くんだったら、一番ええ研修じゃなと、こういうことなん。だけど、私だって耳が痛かったけれど、そんなこと言われてね。ただ、今回だけは町長がついていった初めてのケースでないかと、だからどういうふうに長が行って、今後石井町のほうにするのかと。私らでも研修に行ったら、必ず石井町に反映させたいがために、いろいろ研修させていただきましてありがとうございました。有効な場合については町政に反映さすつもりでおりますので、今回の研修ありがとうございましたというて帰ってくるんですよ。皆さんそうだろうと思うんです。だから、今回長が行ったところについて、夕張市、一番厳しいところです。あなた言われるように、私の選挙の原点ですと言われるんだったら、今現在一生懸命夕張市しております。人員も行っきょる。しかしながら、住民の人たちというのは税金がようけ上がるからということで、大半が市外のほうで出られておるようですね。ほらもう過疎地になりつつあります。ですから、今の現状の中で、石井町としては今後どのような取り組み方をなさるんかいなという質問をしてありますので、その答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 町民の方が、夕張市へ行って、沖縄行って、耳が痛い。私は耳、全然痛くありません。十分な充実した研修をして、それを町政に生かせるんだったら、町長として表敬訪問する、意見交換するというのは当たり前でございます。町長室へ閉じこもってお金の勘定しようるほうがよろしいですか。 あなた今こういうこと言われましたね、沖縄で何を勉強してきたか、町政に生かしたいと。いい言葉でございますが、それだったら沖縄で、あなたは暑いところで5月に行って、いい季節で行かれて、何を勉強して町政に何を提言したいか、また後でレポートでも出してください。 夕張市については、今私は検討中でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 要らんこと言わんと、答弁だけしてくれたら結構です。 その方にも結果は何もなかったと、多分この放送を見られとるでしょう。しかしながら、これから検討するということです。どんなに生かしてくれるのか、楽しみにしております。その方、言よりましたよ、まさか恥売りに行ったんじゃないやろうなと、こういうふうなお話もございました。            (町長「もう一回言うて」と呼ぶ) 恥売りに行ったんじゃないだろうなと、そなに言ようりました。            (町長「議長、ちょっと今の発言は取り消してもろうてください、何の恥ですか。小休してください」と呼ぶ) ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後1時11分 休憩            午後1時11分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開します。 ◆11番(川端義明君) 今の恥売りに行ったんじゃないだろうなというような発言については、現実にあなたは暴行事件で一審、二審とも棄却されて有罪判決を受けた。ほいで、今最高裁でその実審議されております。聞くところによりますと、7月に回答出るって言よったんが、8月になっても出ない、まだ9月になっても出ないと。その間にあなたは視察に行かれた、研修にね。というようなことです。ですから、そういった言葉が出たわけです。まともな話をしただけでございます。そういうことでございます。 それと、これは総務課長に、次の問題に移らせていただきたいということでございます。 今回総務常任委員会の研修に、初めて議員各位も特別に参加されたと、こういうふうに言われております。このいわゆる会計処理ですね、これはどういうふうにしたのか。今回初めてで、いわゆる私の知っとる範囲は常任委員会4名、それと町長、それと総務課長、この方は予算計上されて、常任委員会は10万円のいわゆる予算を組まれたと。その後、一般参加者、一般参加というたらおかしいですけれども、帯同された議員さんが3名ということで、初めて3名さんの会計処理をどういうふうにされておるのか。一回したということは、次にこういうことがあれば当然同じ処理をするというようなことになろうかと思います。そこで、会計報告というのをどういうふうにされたかという件について答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) それこそ何をかいわんやということでございますね。私はやってないと言ってまして、まだ裁判は継続中であります。どういう結果が出ようと、やってないものはやってない。やってないという証拠はきちっとあります。あなたがセクハラを起こしたり、暴力を起こしたりしたことに対しては、沖縄の人は恥ずかしくなかったんでしょうかね。あなたは事実ですよ、入院した人もおりますし、セクハラに遭うた人も同級生でおります。私、お正月の1月3日から川端議員から同窓会で新年会でセクハラを受けて、弱っとるということも伺ってます。それこそあなた、恥売りに沖縄へ行ったんじゃないですか。ようどんな顔して行けたんでしょうね、セクハラ暴力議員が沖縄へ視察、恥ずかしいね。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 視察旅費のことでございますが、まず常任委員の皆さんには議会のほうから1人10万円を上限として預かりました。そして、町長の旅費、私の旅費、合わせた金額を私が預かるのと、別個帯同した3名の議員さんにつきましては、実費を私が預かって旅行会社に支払ったところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 町長、私ね、暴力セクハラ議員と言われても何ともありません。なぜかといいますと、私全国紙に載ったつもりもありません。そしてまた、全国でテレビ放送されたということないんです。あなたはそれ全部されとん、インターネット調べてみてください。ほいで、スマートフォンで尋ねてみます。あなたのことが載ってます。いまだに載っとんですよ、恥ずかしいないんですか。やってないことはやってない、ほな今度最高裁の結論が出たらどなんするんですか。やってない、やってない、ほら今現在は結構です。結果が出たらどなんするんですか。だから、答弁だけにしといてくださいという。現実の問題に、これやってどういうふうにするんかね、検討中、ほな次はどなんするか、皆さんと話しちゃんとやってくれたらいいんですよ。だから、次の質問に移った。 私自身が課長、思うんは、この常任委員会の費用というのは予算計上されとる。そして、別の人が行くということについては、一旦は旅行会社に対して全部町から旅行チケットのために先にお金払うとく、そして最終それ以外、飲み食いした分は別ですけれど、これは自己負担ですけれども、そういった中で出しておいて、帰ってきて徴収して、こんだけかかりましたよと、そして3名の方の分については町のほうに戻し入れすると、こういうふうにやらんと、ちょっとおかしいことになってくるんでないかと思う。今回みたいなの初めてのケースですから、私これ、これは私の意見でちょっと発言させてもろうたんやけれど、やっぱりお金、税金を使いよる以上はきちっとして、やっぱりいったほうが今後のためにもええと思う。 ほなけん、一応常任委員会が一遍ないし2遍行ける部分については、もうその分は予算計上の中で行くから、1万円使うとったら9万円は後でするとかな。きちっとしたことでないと、不透明な会計をしよったら非常に難しいということです。その点について、これ総務課長やけん、今後はそういうふうなことを指導できるかどうか、その点について答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 与党の議員さんは、一月に2回ぐらい、いろいろな町政のことについて勉強をしております。その中で総務常任委員会のほうが夕張市の視察ということで出ました。その費用については、あなた方と同じように町が出すようになっておりますが、委員に入ってない方が私も夕張市へ行って一緒に勉強したいということで、実費で払われてるだけでございます。何も問題はございません。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 問題ないのはわかっております。それを精査するためにはどういうふうにするかということ、一緒くたにしてそのまま置いといたら、一緒くたやおかしいですけれど、全部を一まとめにしてするようだったら、常任委員会と全部が一緒に行ったということになりますんで、それを区別するという意味で私は申し上げる。 ですから、その分について、総経費が14万円要ったら4万円は個人負担で処理せないかん、これはもう常任委員会のほうではええですわな。ほで、現実に帯同された方については、12万円要ったら、こっちから払うとったというんだったら12万円払うたらええし、10万円だったら10万円でよろしい。だけど、それを一緒にしたら町民の方にわかってもらえんという。やはり税金使いよんと使うてないというんとまた違うんで、その点を区別してもらわんと、やっぱりちょっとおかしいんでないかと思います。我々自身やって、今度建設常任委員会で一緒に行きますという人がおいでたら、そのときに一緒に行かないかん。ほしたら、そのときにはどういうふうにするかというたら、もうその分の費用については、一応10万円なら10万円を先払うとくと。ほいで、帰ってきた後でこんだけ個人負担が要りましたよという部分について、こうこうですよということでしたらいいんです。問題あるなしでなしに、そういうふうにきちっと決められたほうがいいんでないかということを質問した。その点、課長、頼みます。            (13番藤田高明君「議長、ちょっと言わせてください、お願いします」と呼ぶ) ○議長(近藤忠夫君) 藤田議員。 ◆13番(藤田高明君) 川端君、誤解のないようにな。わしは前もって14万円を払うております。払い込んどんですよ。だから、余った分は戻してもらいました。ほんで、自分の金で研修に行くのに、どこが悪いんですか。前もって払うとるということはご理解くださいよ。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) これはね、藤田さん、私が言よることは、いわゆる10万円先払うんだったら、全部払うといて……            (13番藤田高明君「払うとる」と呼ぶ) いやいや、旅行会社にですよ、チケットもらうために。            (13番藤田高明君「その点については総務課長がしてくれてますよ」と呼ぶ) いやいや、そういうふうにしといてくれたほうが、きちっとしといてくれたほうがええんでないかと、だからそういうふうなことを総務課長、今回初めてやけん、そういったことができませんかという質問、この答弁を願います。            (13番藤田高明君「総務課長言よるがな」と呼ぶ) ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) 今回の視察に関しまして、会計処理はちゃんとできとるというつもりではございます。今後もさらなる透明性に努めてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長、処理できとんは私やって聞いて知っとるよ。ほなけん、透明性があるようにしたいと、ほれでええんですよ。ごじゃごじゃ言うことない、それだけでいいんです。そんで終わりなん。ほなけん、いろいろとごじゃごじゃ言うことない、そういうふうにしたいと。今回初めてでしょう、こういうことあったん。ねえ、藤田さん、ほうでしょう。初めてやけん、きちっとしといたほうがええでよと。            (13番藤田高明君「わしは個人的に北海道で自分も勉強したいから」と呼ぶ) いやいや、ほらあわかっとんです。そうせなんだら、何しに行くでだ。ほなけん、そこら辺を言よる、きちっとしといてくれという。            (13番藤田高明君「それはあれでしょう、総務課長が」と呼ぶ) ほなけん、もう済んだんじゃ、今。            (13番藤田高明君「もうな、ごじゃごじゃ言うたというような発言はちょっと取り消さんと」と呼ぶ) やっぱりな、この次からそういうふうなことがあったら同じような処理せないかんけん、これが行政よ。 それから、次に移らせていただきます。 これも町民の声でございまして、高原33号線、それと123号線の話もあったんですけれど、123号線については昨日久米議員のほうから発言されたように、真っすぐ行って、いつまでほっとくんなと、ほれだったらもうきちっとせなんだらいかんでないか。それで、道が曲がっとるという分については、町道を利用したらあなになったというようなことでもあり、それで納得しました。しかし、町長みずからあなたが言よることは、田んぼの中の道は真っすぐつけるものじゃという発言が以前にされとるけん、こういうことになるん、町民の方もよう覚えとるね。 それと、高原33号線について、以前から何か地主さんが難しいとかというような答弁が何回かされております。この方も実は難しいということはよくわからん。というのは、1人の地主の方から多分話を聞いたんだろうと思う。というのは、相続税の路線価の金額が下がった、だからその下がった金額で契約してくれというようなことを言うてきよると。そしたら、その地主の方については、何を言よんなと、一番最初に町長があんな田んぼの真ん中の道は要らんわというて中止にしとって、それで1年間放った。それで、中止ではいかんけん、休止ということで今交渉中で直したと。2年間もほっといて、路線価格が下がったと。不動産鑑定もこれしか出ないというようなことで契約してくれったって、これは非常に難しいと。だから、2年間ほっといて路線価格が下がっても、今の現状のままではね、これは町の責任もある。 ただ、不動産鑑定というのは、いろいろな広い見識を持ってやられておるわけです。いわゆる路線価が出る。しかしながら、路線価、実勢取引がその周辺にあった場合、その分を考慮して、いわゆる不動産鑑定の金額として出されるというのが私常だろうと思うんです。ですから、路線価が下がったけん、この分下げて契約してくれや言うたって、本人はそんなん石井町の責任もあるのに、うちだけ持ってこられたってできんわ、だからその点ももっと考慮して、不動産鑑定のほうも十分に精査して出してもろうて、ええ方向に進めてあげれんのかなというような話が実はありました。その点、町長、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 不動産鑑定の個別要因でございますが、土地の形状等のほかにその時点の要因もあり、その要因は時間の経過とともに変動します。徳島県の場合でも、地価調査時におきましても1年ごとの価格の更新を行っており、用地買収の基準となっております。 石井町としましても、同様に公的買収の公平性を保つことから、通常有効とされる1年間で時点修正として価格の見直しを行っているところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 形式上のお話だろうと思います。というのは、そうではないと思います。不動産鑑定というのは、実勢価格というのは、下がっておってもそこら辺の実質取引があれば、その値段になるんです。県の状況がどうあろうとも、今現在は一方で言われておるのは、2年間ほっといて何を言よんなと、これが本来のこの地主さんの言い分でございますので、町長も何か先ほど手を挙げられておりましたんで、町長、答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) ああ、一つもおわかりになってないですね。 私が町長になる前に、各家庭を回ってご意見をお伺いしました。そのときに、名前は言いませんが、あるお年寄りの方が、一番最初に聞いとる図面と全然変わってきて、よそは全部判押しとるけん押してくれというて、囲まれて無理やり判を押された。最初から協力しませんよと言ってあるのに、無理やり町はその路線をつくった。あるいは町の関係者の用地を通るように、わざと曲げて道を設計した、そういうことを聞いておりました。本当にその土地が要るかどうかということを当時の担当者に聞きました。BバイCといいますが、費用対効果ですが、はるかに粉飾した通行料を提案してある。1日1,000台か通らんのを5,000台通っているようにしとる、その書類は今もありますが。ということで、本当は必要がないのに、ある何人かの人の土地を通るためにわざと曲げた道路をつくって、地権者の了解を得ないままに設計を進めた。当時の坂東町長がその地権者に対して訪問をしておったら、もっと早く解決しとったかもわかりませんね。 石井駅山路線がそうじゃないですか。1件だけ話ができないということで、かぎの手に工事が完成しとるところに私が町長になった。私一番に行きました。町長さん、私何ちゃ反対しよらへんです。ほなけれど、町の建設課長なり、参事なり、町長が来てくれたんは初めてです。いかにも私が反対しよるようなことを言って、このようになっておりますけれど、きちっと話し合いの場にのっていただいて、私たちの要望も聞いていただいたら、私は速やかに交渉に応じます。町長がかわって、ほやって交渉に行ったら、わざわざかぎの手に置いて要らんお金かかっとったんが、すぐできたじゃないですか。 私はこの33号線に対して、地権者の7人のところに対して3回行きました。全部行きましたよ。どういうことを言われたかと言われたら、暴力団みたいな太った人に囲まれて、判押せ、判押せと言われたら、私は押せませんわな。最初から私は土地を売りませんって言うとるところに対して、何ぼ町長がかわって頭下げられても売りませんと言われた。どんどん工事がおくれる中で、なかなか解決になりません。当然おくれていって、地価が上がったら上がった単価、地価が下がったら下がった単価で売買契約をするのは当たり前です。その方は一番高い時期のお金で契約してくれたら、いつでも売ってあげるわって言う。ほんなことできませんよ、何をおっしゃるんですかということですね。 ほで、あなたは2年間、この休止をしたって言いますが、私はそのときにこうやって言ったんです。あの土地が40%以上進んでなかったら、本当は取りやめたい。ここに道路をつくるよりは、石井町の生活道路でまだまだでこぼこの道があるし、舗装する、改修せないかんところがいっぱいある。そういうことを私ずっと回って自分の目で控えて聞いてましたから、だから休止をしたんです。あの33号線を進めるよりは、町民の方が常に通るところで改修せないかんところが先にあるということで、2年間全力でさせていただいた。そして、その後で交渉に入った。そしたら、そういう意見をたくさん聞きました。これは最初から住民を無視した政策を進めとるから、こういうことになるんです。 123号線は違いますよ、最初から説明会で全て内諾をいただいて判をいただいた上で進めております。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 123は内諾をもろうてできとる割には、1人できてないという話はどういうわけですかね。町長、早目に行って処理されたらどうですか。そして、16メーターの道が3メーターの町道にひっつくわけですから、それから東へ、いわゆる桜並木まで道をつけるというんじゃけれど、今の現状の123号線は町道までという計画なんですね、違うんですか。今現在徳島県が持っておる土地の購入も現実に話ができて、桜並木まで続くんですか続かんのですか、その点。これは建設課長に聞こうか。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(遠藤美信君) お答えいたします。 県の土地の農業大学跡地の交渉も進めてまいる段階で、一応県の当初計画は結局便所の間を通る道という計画をしておりましたが、まず町道を計画するについては町道の認定とか、そういう手順を踏まないけませんから、今のところ計画であって、実質のルートはちょっと確定しておりません。以上であります。 ○議長(近藤忠夫君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 石井123号線ですが、農大跡地の入り口までは認定をいただき、現在用地取得及び工事を進めているところでございます。この道路は、最終的には町道を桜並木の町道、桜並木でございますが、石井28号線と申します、まで延伸したいと考えております。徳島県との協議では、町道石井123号線改良事業については有効なインフラ整備として推進に前向きであるということでございまして、また6月議会においては町長より環状線計画もございましたので、ルート選定については検討し、延伸に係る道路認定については改めて議会にお諮りしたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 参事ね、最初の話の中で、私、道つけるの賛成しとんです。ただ、今現在、課長、だめなんでしょう。だから、その部分について、それから東、県は確実に石井町に売却しますという約束ができとるかどうかを聞いたん。それを聞いたら、もうほんでこの質問は今まで町民の声ということで、その方も多分このテレビを見られとると思う。33号線については、町長言われたように、ある人の土地を通るんじゃの、売らんじゃの、そんな話は私聞いてないんです。現実にこれから先、33号線を先に国に予算要求されておると、それをいかに進めるかということで、この方の協力要請をしてきた。私が聞けんけん、聞いてくれるでというて聞いたん。そんな内輪の話というか、行政としてどういうふうに進めていくんかというのを私は聞いとる。7回行ったって、何ちゃ返事してくれんな、売らんけん、もうこれから行かんのじゃというんでは、今の現状ではちょっと難しいように思います。ですから、やはり積極的に動いていただくというのが一番肝要でないかと、このように思います。 参事、ほなけん、その分について町道認定云々の話、町道認定は議会に諮ったらすぐできると思いますけれど、その買収計画というのはいつごろになるんか、その点ちょっとお教えいただけますか。 ○議長(近藤忠夫君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 できるだけ早い時期に県がご協力いただけるというご回答をいただいております。以上でございます。
    ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) できるだけ早いうちにね、県も賢いですね、いつごろしますとは言わんわね。いろいろと農大の跡地の問題もあるんで、なかなか言えんのでしょう。置いておきます。 それから次、石井駅東の分譲地についてということで、この方もやはり本件は当初定住者促進事業ということで町長発表されて、定住者家賃補助をするために売却をしたいということで、一番最初売られました。ところがこの分について、一番最初、1期目は売れなんだと、2期目は売れたということでございます。この点について、どのような売り方をしたのかということを私もちょっと見て、議案の中で、町道をこの分譲地の隣に6メーターから8メーター30か50かつけて売ったようですね。 そこで、黒川参事にお伺いするんですが、この売却金額が、私もちょっとど忘れしました。土地のほうも1,000万円近い金額がかかっておると思うんです。この点の売却金額と、大体想定される町道の面積の金額をちょっとお教えいただけますか。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 私のほうからは売却に当たった落札の金額をお答えさせていただきたいと思います。 売却に当たりましては、7月25日に一般競争入札を執行いたしまして、落札金額3,800万円で落札をされているところでございます。 町道の面積については、建設課長より答弁のほうをさせていただきます。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(遠藤美信君) 分筆地の予定地番の丈量図から報告させてもらいます。 石井365の10番地、これが3メーターぐらいで、一番奥まで行く分の丈量の面積が256.63平米です。 次に、幅6メーターの、60メーター余りかな、それぐらいまで行く仮地番がありますが、365の12番地が274.92平米となっております。以上であります。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 黒川参事、これ坪何ぼだったんかいな。ほな後でかまわん。 次の質問にさせていただきます。 売却金額が3,800万円ということで、一応先ほども言いましたように、町長、これ定住促進事業という中で家賃補助もするためにはお金がようけかかるけん、ここを売るんだということで聞いておりました。ということは、この計画というのができ上がっておると思うんです。そうしなければ、この分譲地はせなんだんだろうと思うんです。ですから、一応今の計画的なもの、鉄道沿いに建てるんだろうと思いますけれど、ここへ今総工費何ぼで何階建て、それを建てて補助が大体どのくらいだという、この計算ができておるんだったらお教えいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) プロジェクターでわざわざご説明しておるのに、おわかりになってないようでございますね。 5階建てで約20戸の住宅を予定しております。基本的には国の補助が40%か45%の補助ということでやりたいと思っております。この道路の新設、皆さん方にお願いをしています認定につきましては、その町営住宅に行くための道路であります。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 5階建て20戸、いつ建てるんですか。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) プロジェクターを使って2時間半もご説明してるのに、お聞きになってないようでございますね。町民の方はたくさん聞いて、いいことやな、ようわかるなというてご意見をいただきましたが、あなたは目の前でおって、7メーターか5メーターぐらいのところのに理解をされてない。 多分、今6区画ぐらいの宅地を買っていただきました、3,800万円。どのようにするかわかりませんが、それが売れて道路をついた場合には、半分も道路沿いということでございますので、売りたいと思っております。今のそのままの金額とすると、約半分ぐらいですから1,900万円、合わせると両方で約5,700万円ぐらいのお金が石井町に入る予定です。それと並行して、この5階建ての住宅について国の補助金の申請といろいろな問題について設計をするという段取りですね。            (11番川端義明君「いつ建てる言うたんかな」と呼ぶ) 今言ってる作業が進んでから建てるんです。並行して建てるんです。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) プロジェクターで説明して、わかっておりませんかって、これ住民の声を私、伝えよんです。プロジェクターを見たかもわかりません。ただ、こういう声があるということ自身おかしなことじゃな、議会前にこれ私聞いとんです。それを十分に認識しといてください。 ということは、これ3,800万円の売却で金額出たわけです。ただ、この3,800万円は、基金でもつくって3,800万円で残しておくんですか、それともどのような処理をされるんですか、その点についてお聞きいたしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) これもお聞きされてない。私がプロジェクターで説明していることをあなたが聞いとったんだったら、その住民の声に対して答えてあげてくださいよ。聞いてなかったら、私にもう一度聞かれても構いませんが、3,800万円についてはもう既に入金になっております。一般会計に入っております。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) これ町長、何しに聞いたかといいますと、一般会計に入るということは、そらあ当然振り込んでくるんですから一般会計に入りますわな。ただ、これは町有財産の売却なんです。そして、町有財産を売却するということは、目的がなかったら売らんわけですね。ですから、先ほどの定住者促進事業、いわゆる町営住宅を建てるという部分に対して、ここを以前からようけお金がかかるけん、ここを売りますんでよと、それだったら一般財源に入れずに、この基金でもつくって、いわゆる3,800万円を残しておいて、この事業を雇用促進で町営住宅ができた段階で使っていく必要性があるんでないだろうかと、こういうふうに思うんです。特にあなたは利ざやで10億円もうけたというてよく言われる。もうけたにもかかわらず、ここに土地を売ると、こういうことなんですね。 というのはなぜかというと、これ重松のプール跡地、あれも3,800万円ぐらいで売ったんね。それと、旧の藍畑中学校の跡地、あの分を3億円で売買契約して、石井町が藍畑地区の皆さん方に世話なったから、あそこへ石井町が建物を建てるような場合には5,000万円を寄附しますということで言われて契約したんですけれど、5,000万円も忠勇から石井町もろうた。私、基金に残すんかいなと思うたん。ほったら、プール跡地の件にしても、それから忠勇の件にしても、全部一般財源に入れてしもうた。何のために売ったんかと。やはりそんだけ石井町の財政が逼迫しとんかいな。逼迫しとらなんだら、ほんなん売らんのですよ。だから、基金でも置いて、そういうふうに目的に使うたほうがええんじゃないかと。その方も言ようりましたよ、このままだったら石井町の財産、皆売ってしまわれるわと、これはせこい。というご意見でした。その点、基金に置かれるのか、どういうふうに使用されるのか、その点について行政側として答弁願います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 川端さんの支持者の人には、その土地が必要なか、無駄な土地か、要らん土地かというのは一つもわかってないんですね。石井町の土地を全部売ってしまうのか、財政が逼迫しているのかって、前の町政がええかげん財政を悪くしていただいて、私そのおかげで7年間苦労しております。一般会計に入ろうが、基金に積み立てしようが、何じゃ関係ないです。どっちにしろ、石井の町民プール跡にしても、私よくあそこが売れたなと思っております。中村先生が通常石井町が示す鑑定価格よりも、うちだけかおらんのやったらちょっと上載せしとくわと言うて高く買っていただいた。今度の石井の駅東の町営住宅にしてもそうです。石井町の大手の建築屋さんがどうしても欲しいということだったんですが、この金額では採算に合わないということであって、入札の1日前まで検討されたけれど、撤退された。一つの業者がよく残って、私は買っていただいただろうと思っております。 国の補助金をもらう中で、その基金を置いといて、仮に今度の町営住宅が5億円としませんか、それでこのお金が5,700万円ありますよ、この分はこの町営住宅に充てますよということになったら、5億円から5,700円引いた分に対する補助金じゃないですか、そんなしんだいことしませんよ。そのお金は石井町の一般会計にはめて、町民のために使う、その分だけ予算が豊かになったわけじゃないですか。それで、国の補助については、満額の補助についてそれだけの補助をいただく、誰が考えても足し算、引き算というのはわかりますね。もう一度勉強されたらどうですか、1足す1は2。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) よう計算できましたね。 今の現状からすれば、補助金等々の問題でなく、それなら後で処分されたらいい。それが高かろうが、安かろうが。現実に私、石井の重松のプール跡地については坪5万円でしょう、プラスされたというふうには聞いておりません。それだけつけ加えときます。 やはりこういうことは、やっぱり基金に入れて、何に使うんかは後で判断すればええんです。財政基金にしたりね。石井町の生活保護の皆さん方の基金にしてもええし、というふうなことですればいい。結局はもう何もかも全部売ってしまわれるんじゃないかというのが、この方、これ私の支持者じゃないんですよ、町長、言うときますけんどね。昔、あなたの支持だったように思いますよ。私もこの方とお会いしまして、びっくりしました。            (町長河野俊明君「ほな、何かでかわったんでしょうね。また餌でつったんかな」と呼ぶ) とんでもない、初めてうちにおいでいただいて、おたく名前何というんですかというて聞いたら、名刺置いておきますというんで初めてわかりました。            (町長河野俊明君「小休してください」と呼ぶ) ○議長(近藤忠夫君) ちょっと待ってくださいよ、今質問中ですから。 ◆11番(川端義明君) では、次の質問に移らさせていただきます。 私も言われたら言われ返すような性格でございますんで。 それと、生ごみについてということで、これは私の質問でございますが、6月議会で生ごみの肥料化をするということで、私3カ月経過したんで肥料を見せてくれというようなことで清掃センター所長にお願いしました。ところがその部分についてはちょっとできてないと、どうしたんぞって言うたら、その分についてコンポストの中の生ごみの上にまた追加して入れてしもうたというようなことで、実はもうこれはできてないんじゃということで、ああ、そらあもうしょうがないなというので辛抱しておりました。 そこで、あと3カ月、いわゆるプラス6カ月になりましたものですから、その点について今回も提出できるんでないかということで、その点についてセンター所長に答弁を願います。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午後1時58分 休憩            午後2時11分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。町長。 ◎町長(河野俊明君) 川端議員さんはうる覚えで話をされるから、上乗せも一つも知らんとか、そういうことを平気で議会の場でおっしゃるんですね。私は2時間半しゃべる中というのは、もうきちっと数字をとって、ある程度裏をとってしゃべってます。 町民プールの跡地は約3,870平米で、最低売却価格というのが、これ鑑定によりまして5,610万円です。そのときに健祥会の中村先生のところでございますが、うち1社だけで最低ではお気の毒なということで、220万円の上乗せをしていただきました。5,830万円で売却ということでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(樋口克己君) お答えいたします。 清掃センターでは、6月上旬から約3カ月間、モデル的にコンポストを設置しまして、給食センターからの野菜くず等を最終処分場のコンポストに搬入し、生ごみの堆肥化に向けて取り組んでまいりました。しかしながら、この期間内におきまして町内の各学校が夏休みに入ったため、給食センターからの調達ができず、その間各保育所にお願いをしまして対応しましたものの、当初予測していた量が搬入できず、現段階においてはまだ試行段階であり、堆肥化には至っておりません。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長、そしたらこの堆肥化というのは、夏休みがあったと、その間で日数的にどの程度かかる予定なんか、その点研究されておると思うけん、その点についてひとつ発表願いたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 清掃センター所長。 ◎清掃センター所長(樋口克己君) 堆肥化するまでの期間につきましては、日当たりとか水はけ、風通しなどの設置条件も十分影響しますので、今現在はあくまで試行段階でありますが、あと数カ月はかかると思われます。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) あと数カ月ね。非常に難しいところでね、まずこの生ごみの肥料化についてということで私も質問を何回かさせていただいて、コンポストで肥料化ができるのかということで質問させてもろうたん。塩分が入って、こんなコンポストの小さいやつでできんわということで、難しいということで何回か質問させていただいた。ああ、なるほどなという人もおいでになりました。しかしながら、この小さなコンポストで堆肥化はできると町長はおっしゃった。どのようにしてつくってるんかというたら、インターネットで調べて、大きなコンポストの中につくって、その中で小さなコンポストを入れて、そこへ牛ふん、腐葉土と生ごみを入れて堆肥化すると、私それだったら納得したんです。しかし、今石井町がしよるようなコンポストで、本当に堆肥化ができるかと疑問なんです。その点、町長、小さなコンポストで本当にできるのかどうか、その点今の考えがどんなんであるんか、お教えいただけますか、お願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) だから、あなたは私の言ってることは何も聞いてないとおっしゃってるんです。原点が違いますよ。私がどうしてこれをコンポストにより、そういう減量化をするかといいますと、特に生ごみ、夏場にかけてはトウモロコシとかスイカのああいう皮、本当に水が滴り落ちるようなものを石井町は清掃センターで重油をかけて燃やしてるんです。だから、重油の費用が莫大なお金がかかってる。そういうことをするよりは、そういうものについては減量化ができるんじゃないかということでコンポストを設置しました。 それで、とりあえず学校給食の残さなんかについて、非常に学校給食で、川端議員さん、学校給食でどんなものが余ってるか知ってますか。見に行きましたか。見ておりもせんのに質問するから、こういう質問になるんです。野菜のくずとか、子供たちの食べ残し、そういうものを石井町は、本当に水がほとんどです、それを燃やしとった。もったいないなということで、コンポストの中へはめて、それを肥料化にしようじゃないかという試みなんです。肥料ができるどうこうより、その生ごみを燃やしてることに対する重油の経費を削減する、誰が考えてもわかっとるでしょう。こんなばかなことして、全国的にごみというのは再資源化なんですよ。これはあなたも知ってるだろうと思いますが、再資源化することで、無駄なそういう経費を削減するというのが一番の目的です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) あなた、私が質問したときにはそうでなかったでしょう。生ごみの減量化でなかった。当然生ごみの減量化するにはどういうふうにしたらええか、水分が80から90%あるというのは、あなたより私のほうがよう知っとります。小学校の給食やって、最近また金芽米しよるけん、たくさん食べ残しがあるやの話も聞きます。しかしながら、いわゆるコンポストで肥料化ができるということをあなたが言ったものやけん、私、農協で、ちょっと私も用事がありまして販売促進課のところでおりましたら、コンポストを売ってくれへんでという女性の親子の方が来ました、藍畑の方。そして、コンポストって、どうして入用なんですかと聞いたら、コンポストで肥料ができるというじゃないですか、生ごみで肥料ができるというでないでと言うけん、今試験段階で、いわゆる塩分が入ったらそれは難しいでよと。ほんまにできんのでと言うけん、さあわかりませんと、ほなもう私やめますと、ほなけんど有線でああやって言よったじゃないですか、こういう話があったけん、私はもう最初からそういうことなんです。 生ごみの減量化するんだったら、水分がたくさんあるというのは私も知ってます。それだったら、こんなコンポストでするよりも、むしろどっかの牛ふんの堆肥舎、コンポストですね、それをつくって、いわゆる空気が外へ漏れないように、そこで水分の水切りをしたらええんですよ。それこそが、水切って小さなコンポストへ入れる、腐葉土とまぜる、よっぽど時間がかかります。それでも確かにできるんですね。私も何も言いませんわ、生ごみの減量化で水分が90%ある、私も長年議員しよるけん、それぐらいのことはわかってます。ただ、肥料化ができるということを石井町の有線放送で全部流しとんです。私もコンポストを持っております。肥料できたことない。虫がようけわいただけです。ほなけん、実質的にこの肥料化というのが、ほんまにできるかどうかというのは疑問なんです。 だから、この間沖縄の研修にも参りました。その部分については、塩分がある部分については、搬入してきた段階で塩分を持っておるやつは除去する。そして、水かけて改めて大きなタンクの中へ入れて、24時間か何ぼ回転さすというようなことを言われておりました。それ以外は塩分の部分についての発表というのはできませんと、企業秘密でできませんということは言われました。ほなけん、実質的にコンポストの小さなやつで本当に生ごみの肥料化という、減量化はできますわ、ここへ放り込んどいたらええんじゃけんね。肥料化はちょっと難しいんじゃないかいなと思う。あと数カ月かかるというけん、また数カ月待っております。 次に、先ほども出ましたその損害賠償請求についてということで、これ谷脇議員さんも確かに質問されておりました。この損害賠償について、町長も5,000万円の請求が来ておるというようなことでありますんで、そしてこの一般廃棄物最終処分場契約についてということで裁判かけられたんじゃないんかいなと思う。これ黒川参事、損害賠償の最終契約の裁判にかけた文言というのはどういう状況だろうか、もう一遍、私も忘れとるけん、教えてくれませんか。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 石井町が一般廃棄物最終処分場の管理契約で損害をこうむったとしまして、3億9,000万円の損害賠償を求めた訴訟でございました。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) これ管理契約で3億8,000万円の裁判を起こしたという中で、この間結審された。そして、高松高裁の結審の後、最高裁までいかなんでやめたということで、これ敗訴になっとんですね。敗訴になった段階で、いわゆる高松高裁の判決というのは、裁判費用は全て原告持ちというふうに決定されたというふうに聞き及んでおります。そして、その上に金額はわかりませんけれども、損害賠償とか裁判弁護士の成功報酬とか、いろいろな分が出てきておるんでないかと思うんですが、その点町長も3億8,000万円戻ってきたら、町民に1人当たり4万円ずつ分配するやというふうな話も出とったようですけれど、結局敗訴されて、逆に5,000万円の請求が来たと。これまた多分石井町も裁判にかけるでしょう。ただ、高裁のほうで裁判費用は原告持ちということになっとる金額というのは、これわからんわね。わかりますか。そして、石井町に請求されて、石井町も1,031万円ですか、この分の費用を出しております。ですから、この分に関して、あと裁判をされるという答弁でありましたんで、大体もう日数的なものも決まっとんじゃないかいなと思うんですが、黒川参事、ちょっともし決まっとんだったら、ちょっとお教えいただけませんか。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 日数的なものとしまして、今現在定まったものについてはございません。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 日数的には決まってないという。今現在、ほな裁判所のほうから、こういうふうなことになり、損害賠償の請求がありますよということだけですか。それとも、これ石井町から裁判に応じるとかというようなこともない。今、向こうかかっとるけん、今度こちらのほうから何か裁判所のほうから言うてきとんだったらお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 このたびの訴状に関する今後の日程ということでございますが、今現在顧問弁護士と協議中、相談中でございます。その訴状の内容の中には、次回出頭の日と申しますか、答弁の日といいますか、そういうものも記入はされておったかもわかりませんが、そのようなところも含めて、弁護士の方とも日程を調整して進めていくということになろうかと思いますので、現在のところ明確に何かが日数的に定まったということについては、私としては認識をしてないところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) これはじゃけん、ほらあ難しいだろうと思いますけれど、ちょっとうわさでは顧問弁護士がかかるだろうと、いろいろうわさの中ではもう石井町が弁護士が引受手がないんじゃないかやというような話が出てきたものじゃけんね。わかりました、この裁判がどういうふうに推移するかはわかりません。ただ、管理契約ということですから、贈収賄とは全く関係ございません。遠い昔の話です。ですから、贈収賄事件についてはまた別の裁判であって、この部分が一番最初の管理契約のときに違反があったんかなかったんかということであり、以前私も覚えておりますが、議員有志が背任横領で訴えたというようなこともありまして、その分は無罪で出てきた、結果が出た。そのときに私の知り合いが、あんなんで無罪が出るぐらいやけん、これはもう絶対裁判はないぞと、そりゃあもう何ぼ石井町が持っていっても難しいんちゃうかやというような話も聞いておりましたので、結果としてこれ最高裁へ行っても同じようなことだったと思います。ですから、贈収賄事件の問題とこの管理契約の問題とは別個ですから、裁判というのは別に判断されますんで、これについてはやはり石井町としては非常に難しい立場に追い込まれたということだろうと思います。 それから次の、これも先ほどいろいろ永岡議員も谷脇議員も聞かれとりました2期8年の条例についてということで、2期8年の条例というのは、自分がつくって、自分が提出して、自分が出して、条例というのは成立しとるわけね。町長、よく公約と条例というのを一緒にされておる。公約というのは、現実に判ついてないんですね。いろいろな方々から言うてきたら、そらあもうしょうがないなと、こういうことなん。また、ほな次に行こうかというな。この条例というものは確実に判ついて、憲法なんですね、石井町の法律なん。だから、この部分について、先ほどもハーフ・ハーフというようなことで言われておりましたんですが、結果損害賠償、谷脇さんの質問の損害賠償の中で、こういうことがあるから町長職はやめれんのですというような発言をされた。ということは、次もいかれるということですね。 それから、この2期8年の公約について、何遍も言よるようですけれど、町長の考え方を100%引き継いでくれる人がおったらやめますと。ほとんどおりませんわな、各人違いますから、十人十色でございますんで。やはりこの2期8年というのを非常に重いということになります。ほなけん、条例的なものでございますんで、これがどういうふうなこと、自分がつくって自分が破るんかと言われてもしょうがないね。それをどういうふうにして解除するのか、そのままこれを残したまま町長選挙に出られるのか、対抗馬がなければそのまま、このまま置いといていこうかということのようですけれども、今までずっと聞いておられますんで、私の意見だけ実はここで述べさせていただけたらということで述べさせていただきました。 それから次に、町長の政治倫理条例、これちょっといただいて読ませていただきました。やはり今の現状の中で、この間の新聞にもこれ今現在は出すつもりはないというようなことで書かれておりましたけれども、私が読ませていただく中において、一応目的の上から2、3は必要性がないんじゃないかというふうに思います。 それと、第5条の町長は町長等の配偶者、これは等は要らんのでないかいなと。 それと、第8条、この括弧書きは必要性がないと思います。これを入れるんであれば、いわゆる賞罰も入れる必要性が出てきます。ですから、これは必要性がないというふうに思います。 第9条については、これは自分自身の判断でございますんで、一応町長交際費は原則としてゼロとするというふうにしたほうがいいと思うよね。 ほいで、第10条、紳士淑女でなければならない、確かにそのとおり。現在の町長は男子ですから紳士、もしこの中で女性の方が町長をされとった場合、ここは先に淑女が来るかもわかりません。ですから、今この中にちょっと私が指摘した部分について、これも目を通されておる黒川参事にひとつどうなのか、ちょっとご意見をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 石井町長政治倫理条例でございます。 前回の定例会におきましては、倫理条例(案)ということでございましたが、項目という記載の仕方でございました。今回につきましては、ある程度文書化がされたということで、私も見ておるところでございます。また、条例になりますと、条例といいますのは区域内の自治立法ということの解釈と私もしてるところでございます。そういった法律的な要素も持つことになりますので、文字的なチェックについては私どもも十分町長の指示に基づいて、適正な条文にしてまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 条例等については黒川参事が一番詳しいだろうと思うてお聞きさせていただきました。 私自身、この10カ条等についてもいろいろとあろうかと思いますが、今の現状の中では私としては反対をさせていただきます。といいますのは、いろいろと問題点が生じておる部分が多々ございます。そして、第10条、それから第8条、いろいろ、第6条もそうですけれど、こんなんは当たり前のことで、ただ第8条については暴力団排除条例というのが石井町でもできております。括弧書きは不必要。ですから、今の現状の中では私はこれに反対をさせていただきます。以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 1番山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) ただいま議長にご指名いただきました山西国朗でございます。ただいまから質問をさせていただきますので、どうぞ理事者各位には真摯なご答弁をいただきますようにお願い申し上げます。 通告に従って質問させていただきたいとは思っておりましたが、急遽1点だけ追加を冒頭にさせていただけたらと思いますが、議長、よろしいでしょうか。 ○議長(近藤忠夫君) はい。 ◆1番(山西国朗君) それでは、1問だけ追加を冒頭にさせていただきます。 路線バスにつきましてお伺いをしたいと思います。 徳島バスさんの曽我団地を発着する路線バスが今月で廃止をされるようであります。長年地元の方々に親しまれてきました住民の足でありまして、突然の決定に利用者からは不安の声も多く聞かれるところでございます。この件につきましては、石井町としては徳島バスさんとどのような協議をされたのか、黒川参事か総務課長か、ご答弁いただければと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 徳島バスの路線に関しまして、曽我団地に関する192号線から曽我団地に入るまでの間の廃止ということでございます。事前には、徳島バスよりこの路線についての廃止の事前の通告ということはあったように私も覚えているところです。ただし、この路線を廃止するときに関しましては、周辺の住民の方々皆様に関しまして説明をしていただけるというようなものでございまして、徳島バスにも後ほど確認をしたところ、説明をさせていただいたということで、また路線についてはそういう経過をもって廃止ということに至ったということは把握はしております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 住民の皆様方に対する説明は徳島バスさんのほうでされているという答弁でございました。石井町としては、そのあたりをまだ住民の方々のご意見を伺っていないということでしょうか。 この路線は、石井町も徳島バスさんに対して長年補助金を出してきたわけでありまして、先方のほうから採算が合わないので廃止しますという通告に対して、ああ、そうですかと答えるのは、町民の足を守る責務がある行政としては対応が少し冷たい感じを持っております。少し調べてみましたら、最近では松茂町のほうで路線廃止の決定後、これでは町民が困るというふうに判断をして、松茂町が補助金を出して暫定的に現在も運行しているという路線もあるようでございます。ぜひ石井町としても、もう少し周辺住民の生活状況、また利用人数等々十分調査をして、慎重な対応をお願いをしたいと思います。また、今回は急に知らされた状況でもございますので、当面は暫定的に維持し、今後の対応を十分検討するという方法もあるのではないかというふうに思いますが、改めてご答弁をいただければと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 曽我団地は、私も同級生なり支援者がたくさんおりまして、近いうちにあそこでちょっと集会を開いてくれという要望がありますので、ご意見をお伺いしてきますが、一番はどのぐらいのニーズがあるかということです。石井町が補助金を出して住民の足を確保するというのは、私はそれは大賛成です。しかし、どのぐらいの人が本当に実際乗ってるんだろうかという調査をした上で、それから住民の方のご意見を聞きたいと思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。ぜひよろしくお願いいたします。 続きまして、社会人フットサルチーム徳島RAPAZについてお尋ねをしたいと思います。 社会人フットサルチーム徳島RAPAZが石井町を拠点に活動しておられます。このチームは2008年に発足し、現在四国リーグに加盟をしております。近い将来はプロリーグ、Fリーグというふうに聞いておりますが、このプロリーグを目指して、元徳島ヴォルティスの選手や元日本代表選手を補強し戦力強化を図っているようであります。ただし、プロリーグに昇格するためには、成績はもちろんのこと、地元地域の方々の応援、また企業の応援、また自治体の応援もその条件に挙げられているようであります。ぜひ石井町からプロリーグへ昇格できるよう、財政支援というよりかは機運を盛り上げるための方策、自治体としてできる範囲で応援をしてはどうかというふうに思いますが、黒川参事のご意見をお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 特定非営利活動法人徳島RAPAZスポーツクラブのことだったと思います。私もインターネットで検索をしてみたところ、この法人の設立趣旨というものがございました。生涯スポーツとして普及、発展させ、各種活動を通じて地域のコミュニケーションを図ると同時に、行政及び企業と連携することにより地域経済の発展に寄与し、広く公益に貢献することを目的とし、地域に密着した地域総合型スポーツクラブを目指すということの記載がございました。このような趣旨、またNPO法人ということからもしまして、町としましても今後の活躍を期待させていただくという意味においては応援をしてまいりたいと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よろしくお願いします。 続きまして、旧童学寺トンネルへ向かう道路整備についてお尋ねをさせていただきます。 前山公園から旧童学寺トンネルへ向かう町道石井243号線は、ウオーキングコースとして多くの町民の方々に利用されております。大変人気のあるコースではありますが、たびたび大雨による土砂崩れが発生しております。今後のこの道路整備のあり方、また管理について建設課長のご答弁をお伺いをしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 建設課長。 ◎建設課長(遠藤美信君) お答えします。 旧県道石井神山線については、入り口付近で車両の進入を禁じております。しかし、前山の林道とともに散歩をしている利用者が多数いるのも現実であります。道路管理者として、維持修繕、また災害復旧等の責務を軽んずるわけではございません。大雨や台風通過後、速やかに道路パトロールを実施し、利用者の安全に迅速に対応したいと考えております。 また、今後土砂崩れの道路標識等の設置も検討したいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 適切な対応をお願いしたいと思います。 続いて、町民県民税の均等割税率の改正についてお尋ねをしたいと思います。 6月2日付で町民の皆様方のお手元に、町民県民税均等割税率の改正についてということで、納付書と一緒にこういうチラシが入っていたかと思います。これを読んでおりますと、今年度より東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が施行されたことに伴いまして、町民県民税の均等割の標準税率が改正をされたと。今年度から10年間、町民税が500円増税をされるということでございます。 そして、ちょっとこの下のところ、最後のところに、なお、均等割額引き上げによる増税分については、地方公共団体が実施する防災費用に充てられますというふうに記載をされております。この増税分、大体石井町としては年間どれぐらいの額になるのか、またその防災費用に充てられるということでございますので、具体的にどのような防災費用に使われるのか、そのあたりをお示しを担当課長にいただければと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 先ほどお話のありました臨時特例法によります町民税の増税分でございます。町民税の均等割のお1人当たり500円の引き上げによりまして、税務課の試算でございますが、593万2,000円、現時点での見込み額でございます。 どういった事業に使いますかというご質問でございますが、町民税でありますが、一般財源としての収入となりますので、具体的にどの事業に充てたと明確に出るものではありませんが、その分収入増ということになっておりますので、防災対策として、今後本町としては老朽化した詰所の建てかえ等、大きな事業がございますので、大事な税金でございますので、そういうことに有効利用させていただきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 課長のおっしゃられた答弁よくわかりますが、大体石井町としては約600万円納付されるということで、その600万円は一般財源に入るということでございますので、実際に何に使ったか特定できないということは、おっしゃられていることはよくわかりますが、ただやはりこの財政的に厳しい折に、町民の皆様方から大切な税金を防災に使う費用としてお預かりをするわけですから、やはりある程度こういうものに使ったということを、事後報告でも結構でございますので、お示しをいただいたほうが町民の皆様方も納得されるのではないかというふうに思っております。この点について、町長からこの件どのようにお考えか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 時間がありましたら、バブルサッカーについてじゃなしに、このRAPAZについてちょっとよろしいですか。 確かに非常にそういうチームがあって、石井町で活躍されてるということはありがたいことでございますが、バブルサッカーといって、今欧州、外国なんかで非常にはやってます。こういう風船みたいな中へ入って、足だけ出して、小さい子供から、小さい子供というたっていろいろ制約ありますが、女の子でも男の子でも楽しく遊べるということで、今世界中に実はヒットをしておりまして、これは特にフットサル場とか、下に人工芝張ってるとか、あるいはちょっと屋内の板が張ってる体育館とか、あるいは屋上のところなんかで、このように、後でまたよろしかったら資料提供させていただきますが、非常におもしろいような格好で、若い子供、男女が遊べるというようなスポーツもはやっております。特にこういうのについて、石井町全域がみんなが遊べて健康になるようなことについても取り組んでいきたいと思っております。 確かに石井町について、今お話しにありました件については、石井町にとって増収ということで、ある程度の費用が確保されます。具体的に山西議員おっしゃるように、明細を出しまして、またご報告をできるようにしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) バブルサッカーというのを初めて聞きまして、楽しそうですね。また、いろんなスポーツを親しめるような環境を整えていただくようにお願いをしたいと思います。先ほどの防災費用についても、またよろしくお願いします。 続きまして、先般この石井町にも被害をもたらしました台風11号についてお尋ねをしたいと思います。一般質問のほうでほかの議員さんも多く触れられておりますが、少し4点お尋ねをしたいと思います。 1つ目でございますが、町長の初日の議案説明の中でも触れられておりますけれども、町内の浸水被害の件数でございますが、町長がおっしゃられた数字というのは、これは実数を把握をされているのかどうか、担当課長にお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えいたします。 11号台風の被害の実数でございますが、調査報告としまして直接本人からあったもの、自主防災組織等から連絡があったもの、消防団からあったもの等をトータルとして出しているものでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 報告を聞かせていただきますところ、私が把握する範囲でございますけれども、城ノ内あるいは石井地区の渡内川沿いでもかなりの浸水被害を受けられておりました。しかしながら、今回の報告書の中には城ノ内の被害は全く入っていなかったというような状況でございますので、こういう質問をさせていただきました。 役場の職員さんだけで町内全ての被害を把握するというのは、もちろんこれはなかなか難しいこととは存じますが、極力被害状況を細かく把握をすることは今後の対策に生かす上で重要ではないかというふうに思います。役場組織だけではなかなか限界がありますので、ここは地元各それぞれの自主防災組織、あるいは消防団等々、いろんな方々とも連携をして、もう少し丁寧な実数を把握する必要もあるのではないかというふうに思いますが、そのあたり改めて担当課長のご答弁をいただけたらと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えいたします。 被害の調査について調査漏れが結構あったということでございますので、今後は今ご指摘いただきましたとおり、いろんな手段をとりまして、また今までよりも丁寧な調査ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) お願いします。 今回の台風で、石井地区と浦庄地区の山際に対して避難準備情報が発令をされました。これらに関する情報や避難所開設のお知らせ、また冠水箇所の情報等は石井町のホームページで随時発信をされておりましたが、ホームページを利用しない町民の方々も大勢いらっしゃると思います。 そこで、先般災害協力協定を交わした石井CATVさんのご協力をいただけるのであれば、ホームページでお知らせをしている情報を有線放送で流すことはできないか、こういったことも検討していく必要があるのではないかと思いますが、改めてご答弁をいただけたらと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 昨年の議会におきまして、ホームページとかツイッターによる情報発信のご提案をいただきましたので、それを実行させていただいているところでございますが、ケーブルテレビさんにつきましても、緊急文字放送を活用させていただいております。今ご指摘のありました、例えば道路の冠水とか、そういう情報につきましても、ある程度文字で流すことは可能かとは考えておりますが、余り文字が流れますと、ちょっとわかりにくい部分もあります。昨年からちょっと検討しておったんですが、石井町の職員が被害調査に回ってます。それを石井町の地図に浸水箇所を色で書いていったりする地図がございまして、それをどなんかケーブルテレビに流せへんかということで検討しまして、技術的には可能ではあったんですが、やってみますとテレビ画面で見ると非常に見づらいものでありまして、ちょっとわかりにくいというところで、それにつきましては今検討中でありますし、ほかの手段についても今後考えていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) あらゆる工夫をしていただいて、速やかに町民の皆様方に情報が渡るように、検討をお願いしたいと思います。 もう一点でございますが、ここ最近は町内でも多くの店舗や住宅で浸水被害が発生をしております。そこで石井町として土のうを準備し、緊急時に速やかに町民に提供できるよう備えておく必要もあるのではないかというふうに思いますが、この点について改めて担当課長のご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 土のうにつきましては、基本的には平常時から各ご家庭でご用意をいただいておいてほしいものと考えております。ただし、台風がせまって雨が大分降ってきたなど、緊急かつ必要性がある場合には、今現在石井駅東の地域防災交流センターの建物の北側に土のう、砂が入った状態で今300個を用意してございますので、そういう必要かつ緊急性のある場合についてはどなたでもご利用いただけるようにしておりますので、ご利用をお願いしたいと思います。 また、消防団にお願いするなど、大量に土のうの砂が必要なときの場合でございますが、そういうときは高川原の協栄生コンさんに砂を提供いただけるような協定を締結させていただいているところでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。
    ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。 300、とりあえずは防災センターの北側に準備をしているということでございました。そのあたりは必要に応じて柔軟に、また個数については増やしたり減らしたりということは、必要に応じて検討していただきたいというふうに思います。 続いて、少し通告の順番をかわりますが、先に子ども・子育て支援計画についてお尋ねをしてまいりたいというふうに思います。 全ての子ども・子育て家庭を対象に、幼児教育、保育、地域の子ども・子育て支援を一層拡充するため、平成24年8月に国会で子ども・子育て関連三法が成立をし、早ければ来年度に新制度の施行が予定をされております。これによりまして、これから子ども・子育て支援は市町村が実施主体となります。ちょうどこの時期は政府からそれぞれの市町村で基準を定める条例を制定すること、それから計画を策定することが求められております。 まず、この条例につきまして、今回議案第34号、また議案第36号、提案をされております。確認をしたいと思いますが、議案第36号のほうでございますが、学童保育については少なくとも現行の質、量をこれからも維持する、また設備運営は常に向上していくという理解でいいかどうか、担当課長のご答弁をお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 先ほど議員さんの述べられたように、今回子ども・子育て条例ということで3議案を上程させていただいております。その中で学童保育関係の条例でございますけれども、今の現状、独立した施設が2施設、また余剰教室を利用した施設が3施設ということで石井町は実施しておるんですけれども、この条例ができることによりまして、石井町については権限と責務がかかってくるということでございます。国の方針によりまして、今後施設の充実、また指導員等の充実ということで、より一層子ども・子育ての向上になるようにという法のもと、実施していきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) この文言が入ったということは、これからやはり学童保育についても踏み込んで支援をしていくと、そして常に質と量を底上げしていくというふうにうたっているわけでありますから、かなり今回のこの条例案というのは意義深い条例案になっているように私は思っています。 もう一点のほうの議案第34号、特定教育保育施設の条例でございますが、これ恐らく保育士や幼稚園を指していることと思いますが、こちらのほうも第3条、良質かつ適切な内容及び水準を確保することと適切な環境をひとしく確保することを目指すというふうに明記をされているということは、先ほど申し上げましたように、学童保育と同じように保育所や幼稚園についても、同じように水準、それから適切な内容を確保していくということで、石井町としてはその責務を負うという理解でいいかどうか、改めてご答弁いただけたらと思います。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えいたします。 議員さんのお言葉のとおりでございますけれども、今回社会保障と税の一体改革とセットで消費税が10%に上がると同時に施行される法令でございます。この増税におきます7,000億円が子ども・子育ての支援事業に使われるということでございます。また、具体的な支援施策等、まだ示されておりませんけれども、子育て保育また教育ということで、保育所、幼稚園、認定こども園等、そちら辺の施設の充実、また人的支援等を行われていくと思いますので、より一層子育て支援事業を推進していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。 続いて、子ども・子育て支援計画についてお尋ねをしたいと思いますが、実はこれから策定するこの計画に基づいて、今後は国からの交付金が支出されるということでございまして、極めてどういう計画にするかというのは重要事項であります。また、実施計画策定に当たっては、量的な拡大は必須とされておりますが、質的な拡大については必須にはなっておりませんので、ぜひ石井町は質的な充実も計画にしっかりと盛り込んでいただきたいということを先に要望しておきたいと思います。 踏み込んで、そこからお尋ねをしますが、今回交付対象であります子ども・子育て支援法第59条、これは実は1号から13号までございます。既に石井町が実施をしている事業も数多くございますので、既に石井町が実施している事業については恐らくこれからも維持されるというふうに思っております。 今回示された事業で、新規事業が実は2点ございまして、第1号、利用者支援事業、それから第12号、これは昨日山根議員さんも質問されておりましたが、実施徴収に係る補足給付を行う事業ということでございます。この第1号は、相談窓口や情報提供の行う窓口を設置するという事業でございます。ぜひ私といたしましては、新たに2点の新規事業についても計画の中に盛り込んでいただきたいというふうに思いますが、担当課長のご見解お伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 先ほど13事業ということで新規事業が利用者支援事業ということですけれども、これは子供及びその保護者が認定こども園、幼稚園、保育所での教育、保育や一時預かり、放課後児童クラブ等の地域子育て支援事業の中からどれが適切なのかということを選択しやすいように案内していくというような事業かと思います。これは横浜市におきまして保育コンシェルジュという形で実施されたものが、全国的に実施するという形になったものかと思っております。 それと、もう一つの事業であります実施徴収に係る補足給付を行う事業ということで、これは低所得者に対する支援ということで、負担軽減策としまして保育料以外の教育費や行事参加費などを補助していこうという事業と考えております。両事業とも具体的に方針等を示されたものではございませんけれども、子ども・子育て会議のほうで十分お諮りいたしまして、この中に文言としてはめられないかどうか、また慎重に検討して、前向きに検討していきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午後3時12分 休憩            午後3時40分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) また、同条11号の学童保育についてお尋ねをしたいと思いますが、学童保育は共働き、ひとり親家庭等の子育てにとってはなくてはならない施設でありまして、子供たちは小学校で過ごす時間よりも、長期休暇の利用を含めると学童保育で過ごす時間のほうが長いというふうに言われております。したがって、学童保育をさらに充実をさせていく必要があるというふうに考えます。中でも全て交付金の対象の事業でございますが、3点お尋ねをしたいと思います。 1つ目、指導員の処遇改善についてでございます。 もともと学童保育は有志のボランティアで運営されておりましたので、行政が補助を出すという形で発展をした経緯もあり、多くの指導員は不安定な雇用で、働く条件も決してよくありません。また、研修制度も確立されておらず、早急に処遇改善が求められますが、いかがお考えでしょうか、改めてご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 今回の子ども・子育て支援法の中でも、学童保育というのは重要な放課後児童の受け入れ先ということで施策の中に盛り込まれております。また、指導員につきましても、処遇改善ということでございますけれども、以前から指導員の処遇については問題もあったと認識しております。今後指導員の処遇に対しましては、国の補助、事業等も利用いたしますし、またソフト面、ハード面につきまして各学童保育クラブの意向もお聞きしまして、改善に取り組んでいきたいと思っています。また、指導員のスキルアップにつきましても合わせて実施していきたいと考えておりますので、今後また学童保育のほうに出向きまして、また問題の改善に進んでいきたいと思っております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 2点目でございますが、安全で快適な施設を提供することについてお尋ねをしたいと思います。 今回の条例案でもうたっておりますように、安全で快適な施設を提供することは自治体の責任であるということでございます。現状はまだまだ十分な環境が整っていない箇所もあるように思いますが、安全で快適な施設の提供について、改めてご答弁をお願いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 現在、高川原学童保育クラブにつきましては、児童数の増加等によりまして増築事業を実施しております。保育児童数が増加している関係で、今議会におきましても増築分の増額ということで議会の方に上程させていただいておるところでございます。また、その他の学童保育クラブにつきましても、小学校内の余剰教室を利用しておるわけですけれども、教室に余裕のない学童クラブもございますので、学童教室の新設につきましては県の安心こども基金等の県補助金を利用できないか、県こども未来課等のほうとも協議している状況でございます。また、整備に当たっては、用地の問題ですとか、財政的な問題もございますので、全体的な点につきましてはいましばらく時間のかかる問題かと思っております。 また、余剰教室の利用なんですけれども、今回国のほうからの通達のほうで、余剰教室の利用については積極的に利用することということ、文書も出ておりますので、そこら辺、また教育委員会とも協議をいたしまして、いろいろどういう取り組みがいいのか、図っていきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 3点目でございますが、学童保育の開所時間は現行18時30分まででございます。しかし、幼稚園、保育所は19時まで開所しておりまして、小学校になりますと、学童保育に通うということになれば30分早くなると。こういうことを小1の壁というふうに全国的に言われ、問題になっているところでもあります。ぜひこの問題を石井町は、現場とももちろん十分協議をした上で、可能であれば19時まで開所時間を延長して、この問題を解消するべきではないかというふうに思っています。現行の18時30分を超えて開所する場合は、もちろんその分も追加で交付金の対象でございますので、このあたり改めて検討いただけないかどうか、ご答弁をお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 石井町の学童保育クラブは6学童保育クラブ、運営委員会におきましては3つの運営委員会において実施しているところでございます。また、石井学童保育クラブを例にとりますと、保育時間は6時までで、6時から6時半までは延長保育として追加のお金が必要ということでございます。 子ども・子育て支援法、これも来年の4月からということですけれども、この中に放課後児童クラブ開所時間延長支援事業ということで、学童職員の賃金を改善する事業として実施される項目がございますので、そちら辺、具体的などういう事業内容であるかということは示されておりませんけれども、この事業なども利用しまして、今後学童保育に図っていきたいと考えておりますけれども、各学童保育クラブとも指導員の確保等には大変苦労している現状もございます。夜7時までの延長ということになりましたら、学童保育の指導員さんもそれぞれご家庭のある事情もございますので、そこら辺も各学童保育クラブさんでお諮りいただきまして、もちろん実施できるクラブにつきましては、町行政としましても支援していきたいと考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。19時まで、必ずしも全ての施設が必要ということではないと思いますので、現場の状況にあわせて対応していただきたいと思います。 続いて、町長が議案説明でも触れられましたように、待機児童解消に向けて強い決意を感じました。ここで提案でございますが、ぜひ今回の支援計画の中で待機児童ゼロの町ということで正式に宣言をしていただいて、計画の中に盛り込んではいかがかと考えますが、この点、町長のご見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 非常にいいご提案でございますね、待機児童ゼロというのは一刻も早く石井町が宣言して、それに向かってやっていきたいと思います。 ちょっと学童の件でよろしいでしょうか。 石井町の学童クラブというのは、各地区で運営をされておりますが、今までは例えば教育内容とか報酬とかがばらばらで、ある地区では非常に問題が起こっておりました。そういうことで学童クラブ運営協議会というのを立ち上げておりますが、石井と浦庄、高川原が加入をされておりますが、藍畑、高原のほうがまだ未加入です。いろいろ幼稚園の編成の署名問題とかがあると思いますが、これは来年度からは非常に学童についても資格が要るようになります。ある程度石井町のほうからこういうことに対して補助金を出してる中で、統一した指導者の補償とか、あるいは同じような内容で指導していくとか、そういうことも必要じゃなかろうかと考えておりますので、できたら石井町が一つにまとまって、今加入してない藍畑、あるいは高原についても一体化して、子供たちのことを考えて運営をしていただきたいと、これは町からのお願いでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) 最後にもう一点、お尋ねをしたいと思います。 支援計画につきましては、現在子ども・子育て会議で議論をされている真っ最中でございますが、ある程度まとまった時点でパブリックコメントを募集して、幅広いご意見を募ってはいかがかと考えますが、この点について改めて担当課長にお伺いしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(多田寛君) お答えをいたします。 パブリックコメントにつきましてですけれども、今後5カ年間の子育て支援の計画ということで、石井町子ども・子育て会議において協議いたしたいと思いますけれども、事務局といたしましてはパブリックコメントを実施する方向で協議に諮らさせていただきたいと考えております。また、実施時期につきましては、年度末、また年明け程度ぐらいになると思いますけれども、今現在実施しておりますニーズ調査等を取りまとめまして、できるだけ早くパブリックコメントを求められるように準備していきたいと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 山西国朗君。 ◆1番(山西国朗君) よくわかりました。 ぜひ今後の石井町の子育て施策を決める極めて重要な計画でございまして、内容によっては他の市町村と支援内容に格差が生じるおそれもあります。したがいまして、十分検討していただいて、内容の濃い計画にしていただきますようにお願いをしておきたいと思います。 通告をしておりましたけれども、学力テストにつきましては昨日の質疑の中でもございましたので、以下の質問については割愛をさせていただいて、私からの一般質問はここで終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 2番小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 議長の指名によりまして、ただいまより一般質問をさせていただきます。小林でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 さて、質問に入る前に、先ほど町長の山西議員への答弁で学童加入の件で、藍畑、高原が未加入なのは幼・保の再編等が影響しているというような答弁がありましたが、恐らく多分内部の事情で、そういうのは関係ないと思いますので、誤解を与えているようですので訂正をさせていただきます。 さて、それでは通告に従い、随時質問をさせていただきたいと思います。 まずはじめに、増収税対策、ふるさと納税への取り組みについてということで質問をさせていただきます。 ふるさと納税制度は、都市と地方の税の地域間格差を解消する方策の一つとして、平成20年4月30日の地方税法の改正により個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充される形で導入され、今年で6年目を迎えておりますが、我が石井町の実績を見てみますと、平成25年までの5年間の総数で、件数が25件の86万8,000円にとどまっております。そこで、この実績をもとに、まずは3点担当課にお伺いをいたします。 1点目は、一度石井町にふるさと納税をしていただけた方というのは引き続き毎年していただけているのかどうか、またもししていただけていないのであれば何が原因と考えているのかということについて、2点目は寄附をいただいた方に使途を報告しているのか、またその後のつながりというのはどのように持っているのかということについて、3点目は過去5年間の実績を見てどのように考えるのか、またふるさと納税制度の意義をどのように捉え、今後どのような取り組みをしていくのかということについて、以上3点、まずはお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 総務課長。 ◎総務課長(木下貴雄君) ふるさと納税の件で3点ほど、まず1点目の毎年していただける方がいらっしゃるかということですが、実は職員の方で町外在住の職員の方は毎年、ふるさと納税をいただいております。実際に金額といたしまして、平成25年度末までに25件、これが金額126万8,000円ございました。年々増えているわけではありますが、よく聞く他町村の状況を見ますと、石井町はちょっと少ないかなという思いがございます。取り組みがちょっと足らなかったかなという、PRする機会が少なかったのかなというような感覚はございますので、今後一生懸命頑張って取り組んでいきたいと思いますし、今後の取り組みといたしましても、ふるさと納税はふるさとの自治体のみならず、応援したい自治体に寄附、納税できるわけでございますので、今後はわくわく観光情報課とも連携をしながら石井町をPRして、納税したいなと思えるような石井町をつくっていくとともに、あらゆる機会を通しましてふるさと納税を呼びかけて、ふるさと納税をしていただける方を増やしていきたいなというふうに考えております。以上でございます。            (2番小林智仁君「使途報告は」と呼ぶ) 使途については、現在一般会計に全て放り込んでおりまして、使途についての説明はいたしてはおりません。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいま課長から答弁をいただきましたが、使途のほうは一般会計のほうに入っているので報告はしていないということでありますが、ふるさと納税制度の信頼度を高めるためにも、そしてまた継続して寄附をいただけるためにも、年度終了後には寄附金の額や使途をホームページ等において公表するとともに、寄附をいただいた方お一人お一人に寄附金をどのように活用したのかについてわかりやすい形で報告することが必要ではないかと思うわけであります。そうしたきめ細やかなアフタフォローをすることにより、リピーターの方が増え、継続して固定収入が入ってくるようになると思いますので、その点よろしくお願いをいたします。 そしてまた、この制度は財源の確保という意味でも非常に貴重な制度であります。今議会でも決算書が出ておりますが、町民税を23年度と比較してみますと、23年度が約26億2,200万円であったものが、25年度決算においては約25億7,800万円と1億5,000万円ほど微減しております。しかし、これにはさまざまな要因があると理解はしておりますし、根本的な歳入増には企業誘致や人口増対策など、長期的な視点を持って取り組まなければならないということも十分理解をしております。しかしながら、それら施策と並行して積極的にこの制度に取り組み、町外に住んでいる人からたくさん寄附をいただくことができれば、早期の財源の確保につながってくるとともに、先ほど課長の答弁にもありましたが、町の特産品などのPRにもなり、町活性化にもつながってくるのではないかと思うわけであります。といいますのも、これも先ほど課長の答弁にあったように、この制度の本質には納税者の意思、選択の自由も含まれており、単に自分の生まれ育った故郷に寄附が向かうだけではなく、頑張っている自治体が恩恵を受けられるという面が大きいからであります。そして、その面を最大限に利用し、歳入増に成功している自治体というのが多数出てきております。 例えば一例を挙げますと、昨日の徳島新聞で美馬市も大手ポータルサイトを利用すると載っておりましたが、インターネット上にふるさと納税ポータルサイトというのがございます。このサイトは全国の自治体を網羅しており、利用者はふるさと納税における特産品や使い道などから自分の希望する自治体を選んでクリックし、必要事項を記入するだけでその自治体に寄附の申し出ができるという非常に便利なサイトでありますが、そのサイトの一番人気、北海道の上士幌町のふるさと納税額を見てみますと、平成20年度は1件5万円だけだったのに対し、平成25年度は1万3,278件、2億4,350万3,104円と、5年間でその額は大幅に上がっております。そしてまた、現在は年度途中にもかかわらず、9月2日の時点で1万8,968件、3億1,428万502円と前年度を大きく上回る寄附をいただいているようであります。 ちなみにこの上士幌町は人口約5,000人程度の町で、予算規模は大体65億円前後、平成24年度決算カードによりますと、歳入における地方税は約6億5,000万円ということで、年度途中にもかかわらず、地方税の約50%、予算構成額の実に4.6%にも当たる金額をふるさと納税によって手にしているということになっております。 また、2位の佐賀県玄海町、ここも人口約6,000人程度の町でありますが、平成21年度は35件、30万円だったのに対し、平成25年度は9,901件、2億4,859万4,353円という大幅な歳入増に成功しております。こうした他の自治体の成功事例を参考に、我が石井町におきましても財源確保、地域の情報発信PRのよい機会と捉え、先ほど課長がおっしゃったように、観光課とも連携をし、この制度をフルに活用するため積極的に取り組む必要があると思いますが、この点について町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) おっしゃるとおりでございます。努力をしている自治体、あるいはいろいろな納税者が欲しがる景品、特産品とかというのをやってるところがありますね。国のほうでも、もう少し納税をしやすいような、いろいろな手続を簡素化するというふうに発表もされております。 ただ一つ、心配なのは納税額以上の景品といいますか、それを出して、これだけ集まりましたよ、集まりましたよ、実際はそれ以上に経費がかかってるという場合もございますので、いろいろ実は検討を今役場のほうでもしております。例えばクレジットの納税とか、特に加賀、金沢、石川あたりでは地酒、地酒といいますか、400種類以上の中で好きなものを選んでくださいとか、特に焼酎の好きな人なんかに非常に人気があるというふうに考えております。 石井町では、できるだけ石井町の魅力のある特産品を納税者に対してお返しをする、当然今まででは私が本当に心のこもった直筆の令状を書いて御礼を差し上げてるところでございますが、できるだけ今小林議員さんおっしゃったように、楽天のところで今そういうのがやっておりますね。もう全て引き受けますよ、石井町の発信も全部やりますということで、楽天市場ということでそういうのもあります。今、町のほうでそういうことも含めて検討しておるところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) いろいろと検討しているということでありますので、各担当課におかれましては鋭意調査研究をしていただき、新たな財源確保の手段として確立していただけますようお願いをしておきます。 それでは次に、1つ項目を飛ばしまして、防災・減災対策について質問をさせていただきますが、この防災・減災対策は私の前に何人もの方が質問をされておりますので、私のほうからは大きく分けて5点ほど質問をさせていただきます。 まず1点目は、避難所運営についてであります。 現在指定避難所、広域避難所には備品類が備蓄されておりますが、一時避難所には備蓄品が一切ない状態であります。しかしながら、緊急避難する場合というのは、家から近い最寄りの地元集会所などの一時避難所に避難するケースがほとんどであると住民の方が言っておりました。また、時間帯や道の状況などによって、一時避難所から動けない場合なども十分に考えられるということであります。そうした中、いざ住民の方々が避難した場合に何もないのでは、行って逆に困るという声を多く聞きました。この点につきましては、私も昨年の6月議会で一時避難所にも備蓄品をということで質問をしましたが、当時は指定避難所の備蓄を充実させることが先決であるという答弁をいただいたと記憶しております。ですので、本来なら一時避難所にも新たに備品を購入すればどうかということを再度お聞きしたいのが本音でありますが、財政の都合もあり、急にはできないと理解しておりますので、今指定避難所に備蓄してあるものを分散して、一時避難所に保管する気はないかということをお伺いしたい。といいますのも、一時避難所というのはそもそも指定避難所や広域避難所に集団で移動するため、近くに住む住民の方々が一時的、一義的に集まるところであるからであります。 つまり一時避難所に集まったときに、そのときの状況によって、広域避難所、指定避難所に移動できる状態であれば、住民の方々が各自分担して広域避難所等に一時避難所の備品類を運ぶことができると思いますし、逆に移動が不可能な場合であれば、一時避難所でその備蓄品を使うこともできるからであります。ですので、この点について担当課の考えをお伺いいたします。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 指定避難所に備蓄品があるけれども、一時避難所には備蓄品がないということで、現在そのとおりでございます。先ほど柔軟な対応ということで備蓄品を分散させる、移動せるというな手段のご提案をいただきまして、こういう手段もあるのかなというふうに感じたところでございます。 今、指定避難所に備蓄品がそろっておりまして、ただ食料等は賞味期限、消費期限がございますので毎年購入が必要でありまして、予算もかさむということで、今ご提案いただけた手法等も検討いたしまして、再度どこにどれぐらい数量の備蓄品が必要かということも勘案しまして、一時避難所への備蓄についても検討したいと思います。 また、住民の方へのお願いとしまして、自主防災組織等についてもお願いしようと思うとんですが、避難する場合、家庭での備蓄というのは今啓発しているところでございますけれども、そういったものを、避難するときの状況にもよるんですけれども、極力持参いただくということを今後啓発させていただきまして、避難所での食料等の不足というのが起こらないようにしたいと思いますので、また今のご提案を参考にさせていただいて検討いたします。よろしくお願いします。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの課長の答弁のように、自分自身で備蓄すると、食料等はすると、各家庭でしておくというのが前提であろうかと思いますが、毛布とかはなかなか持っていけないというような話でもありました。そういう賞味期限とかがないものに関しまして検討していただけるということでありますので、ぜひ検討していただきたいと思います。 それでは次に、2点目としまして、各避難所に保管してある備蓄品の保管場所、品目等を各自治会長、地元の消防団員等に周知し、実際に見てもらっておくことが必要ではないかということについて伺います。この点につきましても、先日の台風の後、いろいろな方と防災について話をしているときに出た意見でありますが、備蓄品があるといっても何がどこにどれだけあるのかというのを知っている人がいないし、消防団員に聞いても中身についてまではわからなかったということであります。確かに避難所を開設すれば、職員の方が常駐しておりますので対応できると思いますが、それでも実際の避難所運営においては消防団員の方々や自治会の方々で動ける方というのが主力となるはずであります。ですので、それらの方々にあらかじめ周知し、実際に見ていただき、また平時のときの保管状況のチェックなども、役場の職員の方がするときに一緒に行っていただくようにする、そして品目、数量等のリストも共有していただくと、このようにすればいいのではないかと思いますが、この点について担当課長の考えをお伺いします。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 避難所にある備蓄品の場所のどこにあるかがわかりやすくということでございますが、一番簡単な方法としましては、うちのほうで小学校とかの備蓄の場所について図面がありまして、どの辺にあるかというのを平面図に落としてあるものがございます。それなどをコピーさせていただいて、見やすいところ、例えば小学校でしたら体育館の出入り口、管理者の許可は要るんですが、相談して、そういうところに張り出させていただければ、避難があったときにどこに備蓄品があるというのがすぐに確認できるかな、公民館におきましても、玄関か、もしくは避難していただく部屋に張り出しておけば、そういう確認もしやすいかなということを考えております。 また、ご提案いただきました消防団等の方々への周知でございますけれども、そういう避難所を使う訓練とかする際がありましたら確認もできると思いますし、またお問い合わせいただきましたら、逐次どこにあるかということがお答えできると考えております。以上でございます。            (町長河野俊明君「避難所があるだろう、それを全部共有できるようにしといたら」と呼ぶ) 済いません、またうちのが備蓄の一覧表というのもつくっておりますので、そういう情報共有ができるような形をつくりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 備蓄の一覧表などで情報共有を図っていけるように検討するというような答弁をいただきました。その備蓄の一覧表等をお渡ししておけば、各自主防なりで何を町が用意してくれていて、自分たちは何が足りないか、何を用意しようという、また啓発にもなると思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。 次、3点目は燃料の確保についてであります。 燃料の確保の件につきましても、幾度となく議会で質問してきましたが、消防法などの関係でなかなか難しいところを、当時の田中課長のご尽力のもと、昨年度に石井町石油商業組合、また一般社団法人徳島県LPガス名西地区会と災害時優先協力協定を締結し、一定のめどがついたと記憶しております。しかし、当然のことながら、停電が生じた場合にはガソリンを供給することができません。そこで、災害対応型給油所を県と協力して石井町に設置すればどうかと思うわけであります。 この災害対応型給油所というのは、既にご承知の方も多いとは思いますが、平成7年の阪神・淡路大震災において1週間以上の停電によりガソリン救助の機能が停止したため、燃料切れに陥り、消防活動や人命救助、災害復旧に当たる消防車等の緊急車両の対応におくれが発生したことを教訓にして整備され始めたものであります。平成25年7月における整備数は、全国約290カ所となっております。しかしながら、我が徳島県においては、この災害対応型給油所が川内町の1件のみという非常に少ない状況であります。この整備数が伸びない背景としましては、やはり費用面が一番大きいだろうと思います。といいますのも、この災害対応型給油所を設置する場合、一般社団法人全国石油協会から補助対象経費の2分の1、500万円を上限とする補助がありますが、残りについては自己負担であるからであります。やはりこれではなかなか整備が進まないと。整備を進めるためには、自治体も積極的に関与していく必要があるのではないかと感じているところであります。といいますのも、お隣の高知県におきましては、高知県災害対応型給油所整備促進事業費補助金というのを交付し、また高知県の各市町においても同様の補助金を交付しているようでありました。その成果として高知県は四国でも断トツの1位、13件の災害対応型給油所を整備しているからであります。 我が石井町というのは、地理的に非常に恵まれ、また内陸部でありますから津波の被害を受ける可能性も低い町であります。石井町に災害対応型給油所というものがあれば、石井町内の災害時はもちろん、県下の災害時にも非常に重要な役割を担うだろうというふうに思います。そこで、県と協力して補助金を出せばどうかと思うわけでありますが、この点について、これは県との交渉もあろうかと思いますので、町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 確かにそういう問題も起こり得りますね。全国石油協会を中心として、そういうことを進めているようでございますが、今私はっきり言うて、ちょっとネットで見させていただきまして、そういうことがあって全国的にそういう取り組みをしているというのをはじめて知りました。石井町では、今おっしゃったように田中課長のもとでいろいろなことができておりますが、より一層ちょっと勉強して、本当にどの場所がいいのか、町が県と一緒にやったほうがいいのか、あるいは既存の給油所のほうでそういうことができるんかどうかというのも考えていきたいと思います。これは早いうちにまたご返事できるようにさせていただきます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 災害対応型給油所というのは、既存の給油所に発電機を置いたり太陽光パネルを設置したりということで、災害対応型給油所というふうになるというようなものでありまして、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。 次に、4点目でありますが、これは情報伝達手段についてであります。 先日の町長の所信、また今朝の新聞にも載っておりましたが、石井町内に全包囲型スピーカーを各小学校に配置し、総事業費が約1億4,000万円、そしてそのうち国庫補助金が2分の1つくというような話が開会日にありました。しかしながら、前回の6月議会において質問したときには、担当課長のほうから民間の無線なども含め石井町に合った低コストなものを比較検討しているという話でありましたので、その比較検討した結果について、これは決定したものと思っております。ですので、その比較検討をした結果、何がほかよりすぐれていたのかというのをお伺いするのが一つと、2つ目に全包囲型スピーカーは設置費もさることながら、年間の保守点検料というのも多額の費用がかかるというように、以前議会で聞いたと記憶しておりますので、その保守点検料というのは幾らぐらいを見込んでいるのかということについて、あわせて2つお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 防災スピーカーの検討の件でございますが、今現在全方位スピーカー、町内5カ所を前提に検討しております。比較という部分ですが、全方位スピーカーを5つで1億4,000万円という事業費、これがスピーカーそのものとそれに附帯する部品、バッテリー、その他のもの、それと工事費、あくまで概算でございます。無線の設備はこれには含まれてはおりません。庁舎内に置くような無線設備はこの中には入ってないということでございます。 これと比較しましたのが、従来からありますラッパ型のスピーカー、スピーカー同士の比較でございます。従来のスピーカーでしたら、音の飛ぶ距離が200メートルから300メートルぐらいということでございます。複数の業者さんにお願いしまして、配置図等つくっていただいて検討しましたら、55本ぐらい町内に必要かということでございます。その事業費でございますが、55カ所でラッパをつけて、それにバッテリー等の附属品、それと工事費込みで2億円というふうに出てきたところでございます。価格の比較とスピーカーの内容、音達距離等を勘案しまして、現在のところは全方位スピーカーのほうで考えておるというところでございます。 また、庁舎におきます親局とスピーカーを結ぶ無線設備につきましては、今現在検討中でございまして、済いません、その前にランニングコストのお話がございまして、5つの全方位スピーカーですと、確かに物が大きくてバッテリー等の交換も数年すれば必要になってくるかと思います。その分の費用が高いか、もしくは50カ所以上つけた部分で1本ずつメンテなどしていただいた部分がどれぐらいかさんでくるかというのは、今試算中でございます。 もう一つは、最後に無線になりますが、役場庁舎内に置く無線の設備をこれも検討しなければなりませんが、一番高額なのはデジタル同報系無線というのを、国が推奨しとる一番ハイレベルな高性能なものというのがあるんですが、これにとらわれず補助対象になるもので、なおかつ音声だけではなくて、サイレン等が鳴らされなければならないと、それとJ-ALERTといいまして、全国瞬時警報システムというのが全国の自治体に配備されておりまして、本庁にもございます。ただ、本庁には今防災スピーカーがありませんもので、それと連動ができてないと。スピーカーをつけたときには連動して住民の方に瞬時に情報が行かなければならない、そういう機能も兼ね備えてなければならない無線システムを選ばなければならないというところで、今現在確実であって、コストはそう高くないものを選択中でございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) いろいろなものを検討した結果、全包囲型スピーカーを前提に検討していると。これは初期費用だけでなく、設置後のランニングコストと、また確実かつ正確に届くようなものであることを含め、十分に検討していただき、情報伝達手段というのは非常に重要でありますので、実現に向け鋭意取り組んでいただきたいと思います。 最後、5点目でありますが、先月の台風11号、12号の影響により、石井町では避難準備情報を出しました。結果的には石井町の被害は他と比べてそれほど大きくはなく、事なきを得たわけでありますが、今回の逼迫した状況の中において非常に貴重な経験ができたのではないかと思います。 そこで、今回現実に避難所を開設するなどの実践的な台風対策において思ったようにいかなかった点などもあったかと思います。どういうところに混乱し、何に困ったのか、またその対策などを今後どのように考えているのかということについて、担当課長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(桃井淳君) お答えをいたします。 避難所開設における反省点ということでございますけれども、あらかじめ避難準備情報を出す際には、避難所全部職員つけてあけるということは台風が来る直前に担当職員に周知をしておりましたので、実際に避難準備情報を出す30分前にはその職員全員に連絡がとれまして、各避難所には職員が配置できました。避難所を開設するという時点においてはスムーズにいけたというふうに考えております。 ただ、開設後の話ではございますが、特に学校なんですけれども、体育館を基本的に避難所というふうに考えさせていただいておりますが、備蓄物資、先ほどお話に出ましたが、全ての学校が体育館にあるわけではございません。校舎の中にあるところもございます。警報が出ますと学校の先生もお仕事として出勤をなさるようになっておりますので、台風時にはあけていただければ対応は可能ではあったんですけれども、これがもし地震であったら、すぐに学校に先生方来れないという状況であったら、なかなか備蓄品等もさっと出せないというな状況がございまして、それが反省点というところで、教育委員会と学校のほうで協議いただきまして、今後はいのちを守る防災・危機対策課のほうでも、今までは体育館の鍵はお借りしておりました。校舎につきましていろんな情報等もあるということで、そこまで用意はしてなかったんですが、今回お預かりできるということになりましたので、役場のほうで保管すると、非常時には校舎をあけて必要なものは出させていただくという改善をしたところでございます。 またもう一点ですが、誰がどこの避難所をあけるという、役場職員のそこまでのシステムは考えておったんですが、交代要員をどうするかというところまでは考えてなかったと。昼1時半から開設しまして、翌日の大方昼ぐらいまで職員がおったわけなんですけれども、夜中ぐらい、いつ天候が回復するかという長時間になるなという状態で、夜中になってやっとほかの避難場所、あけてない高川原と藍畑と高原ですね、そこの避難所の担当の方の一部を急遽応援に送るというようなことをやりました。その明くる10日の7時ぐらいですけれども、かなり雨が強くなりまして、ピークだったと思いますが、避難勧告、何か広い範囲に出さなければならない状態になるんではないかという思いもありまして、一旦もうほかの地区、今言いました3地区の避難所にまた戻したというなことをやりました。かなり担当者が混乱したと。すぐには連絡はついたんですけれども、なかなかそれが前もって準備ができておればスムーズにいったなと、こういうところが改善点としてあるというふうに考えております。そういう失敗とまでは言えませんけれど、こういう反省点を踏まえまして、今度改善をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 訓練ではなく、本当の実践でありましたので、いろいろと今後の対応あるいは改善点なども見つかったものと思いますが、今回の台風対策において、課長をはじめ職員の方々においては、ほとんど睡眠もとらずに対応に当たられていた方もいると聞いております。一議員として本当に皆さんに敬意を表するとともに、今後も住民の方々の安心・安全のため、今回のことを生かしながら、防災・減災対策にさらなる力を注いでいただきたいということをお願いいたしまして、防災・減災対策については終わらせていただきます。 それでは、続きまして次の項目であります経費削減ということで、防犯灯管理費削減対策についてお伺いをいたします。 まず、防犯灯設置事業は、暗闇による犯罪の未然防止や公衆の安全を図る目的で昭和36年から盛んに設置されてきた事業であり、夜間の安全を守る上でも非常に重要な事業でありますが、その維持管理費に多額の経費がかかっているというのが全国的に言われております。そして、過去3年間の決算書を見てみますと、我が石井町におきましても、この防犯灯設置管理費に平成23年度から平成25年度、毎年大体1,000万円から1,100万円の経費がかかっていることというのがわかるわけでありますが、この点について担当課にまずは4点お伺いをいたします。 1点目は、町内至るところに防犯灯がありますが、現在町内には何基の防犯灯が設置されているのか、またそのうち省エネ効果、長寿命化が期待できるLED防犯灯というのは何基、全体の何%あるのかということについて、2点目は維持管理費が毎年1,000万円から1,100万円かかっておりますが、この内訳はどのようになっているのかということについて、3点目は現在のペースでいけば全てをLED化するのに何年くらいかかって、幾らくらいの経費が要るのかということについて、4点目は平均して毎年どのくらいの新規設置を行っているのかということ、以上4点お伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 防犯灯の現状についてご報告させていただきます。 まず、管理灯数でございます。平成25年度末での灯数は、2,125灯をカウントしてございます。うちLEDの灯数は344灯でございます。割合で16%程度というふうに把握しております。 それから、管理経費でございますが、平成25年度中の管理経費の合計は、ご指摘のとおり1,000万円ちょっと、1,047万3,763円でございました。内訳は電気代として756万8,901円、維持補修費が176万7,462円、整備費が113万7,400円でございます。維持補修費は、蛍光灯の切れた球をかえる等々の経費、整備費に関しましては、新設もしくは取りかえの経費が主でございます。 それから、1年間でLEDがどれぐらいついとるかというふうなお話でございますが、去年の実績でいきますと、新設で16灯、それから置きかえで13灯でございます。現在、先ほど申し上げましたように2,125灯ございまして、344灯がLEDということは、残り1,800灯弱がLEDじゃない通常の蛍光灯の防犯灯ということになります。割り算をしますと、単純に置きかえの13灯で割り算をしますと、途方もない年限がかかるというふうなことになろうかと思います。以上です。            (2番小林智仁君「経費は、全部LEDにかえたら」と呼ぶ) 経費に関しましては、LEDの灯具の価格が今大分変化が激しゅうございます。ちょっと単価は覚えてないですが、今でも1灯1万2、3,000円だったと思うんですが、かつてはもっと高い額でございました。したがいまして、もう少し先にいきますと安くなるという可能性は秘めておるかと思いますので、申しわけありません、そこまでは計算できておりません。 ○議長(近藤忠夫君) 小休いたします。            午後4時33分 休憩            午後4時48分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。 本日の会議を時間延長いたします。小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) それぞれについて答弁をいただきましたが、現在石井町内には2,125基の防犯灯があり、そのうちLED防犯灯は344基、全体の約16%程度だということであります。また、維持管理費の内訳をお聞きしておりますと、電気代や交換などの補修費がかなりの割合を占めておりまして、ここはやはり電気代も値上がりしておりますし、石井町の経費削減のためにも、そしてまた無駄な電力消費を抑えることで地球温暖化の原因とされる温室効果ガス削減等、環境面からも、早期のLED化が求められているところであります。しかしながら、石井町内の全ての防犯灯をLED化するとした場合、かかる経費、また年数とも多くかかるだろうということであります。 そこで、一度ESCO事業というのを検討してみればどうかと思うわけであります。 このESCO事業と申しますのは、防犯灯などのLED化に向け、民間事業者からすぐれたノウハウを生かした施工、事業資金計画、運転及び維持管理費に関する一括提案を受け、民間の資本で整備する事業でありまして、東日本大震災以後、県外の自治体で積極的に取り入れられている事業であります。この事業を取り入れることで得られるメリットとしましては、民間資本を利用しますので、当然町は新たな費用負担をすることなく、スピーディーに全ての防犯灯についてLED化ができることに加え、契約期間内における維持管理、光熱費の保障を含める包括的サービスに対する委託料を従来の管理費より低く設定するため、経費削減効果が得られることであります。 また、3カ月前の平成26年6月にESCO事業の募集を行った神奈川県秦野市の場合は、契約期間内1年ごとに新設されるLED防犯灯の数を50基としており、これもESCO事業に含めております。つまり毎年度行っている新設及びそれらの管理も、提案、契約の内容にもよりますが、新たな費用負担なく設置及び管理ができるということであります。そしてまた、提案どおりの光熱費削減ができない場合には、その分を事業者が保障しますので、町に不利益が生じるおそれがないということであります。ですので、一度検討してみる価値があるのではないかと思うわけでありますが、この点について担当課にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) ご提案ありがとうございました。 蛇足ではございますが、石井町がLED化に取り組んだのは平成21年度からでした。このときに実は補助金を使っております。当時交付されておりました経済危機対策臨時交付金というのを充当しまして、21年度に一度に200基置きかえて、プラス20基の新設をしたという経緯がございます。当時の決算で789万3,060円、これだけかけて200基とりあえず入れてスタートしたということ。ただ、先ほどちょっと申しましたが、これ割り算してみますと3万円幾らというふうな単価でございます。先ほど申しましたように、今で1万3,000円ぐらいだと思うんですが、その予算でやっております。そろそろ値段がこなれてきたという言い方は妥当ではないかもしれませんが、安い値段で入れられるようになってきたということで、おっしゃるとおり、ご指摘のとおり電気代、それからそれに伴う二酸化炭素の排出抑制ということ十分意識はしとるつもりでございますが、ご提案のESCO事業の検討、それから新たに今申し上げた二酸化炭素排出抑制対策の補助金なんかもLED防犯灯がメニューに入ってきたようなところもございますので、そのあたりあわせて検討しながら、なるだけ早いうちにこのことを実現していきたいなというふうに考えております。以後、検討課題とさせてください。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ESCO事業を取り入れるのか、あるいは国の補助金を活用するのか、どちらもメリット、デメリットはあると思いますので、担当課におかれましては鋭意研究していただき、石井町に一番合う方法で、早期のLED化に向けて、より一層取り組んでいただきますよう要望しておきます。 それでは、続きまして次の項目、新庁舎に移らせていただきます。 新庁舎建設におきましては、8月末で73%終了ということで開会日におっしゃっておられましたが、足場も外れ、大分完成してきているように感じますが、今後はどういった内容の工事が進んでいくのか、そのスケジュールをお聞きするのが1点と、2点目は土地購入費、外構工事、現庁舎解体工事なども含め新庁舎建設に係る総事業費は大体どれくらいを見込んでいるのか、また財源は何を充てるのかということについて、3点目は下請業者は今何社あり、そのうち町内業者は今何社入っているのかということ、以上3点についてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 新庁舎のまずは進捗率でございます。 直近のところを申しますと、約80%になります。現在のところは外観工事を終えまして、今後につきましては内装工事を重点的に行っていくということでございます。 2点目でございます。総事業費の見込みでございます。 総事業費につきましては、平成24年3月の定例会におきまして13億8,000万円程度ということで、その当時説明を行っていたと記憶をしております。現在のところもその価格に近い額になるだろうという見込みを持っております。 また、財源といたしましては、基本的には基金また地方債、この2点が財源になるということで考えております。 3点目でございます。下請事業者の数でございますが、全ての下請会社を数えますと28ございます。そのうち町内の業者につきましては5社ということになっております。以上です。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの答弁をお聞きいたしますと、下請業者が28社のうち、町内業者が5社しかないというのは、石井町の看板とも言える庁舎建設工事において非常に少ないようでないかと感じております。やはりこういった公共工事は税金を使ってやるものでありますし、特にこの新庁舎の工事というのは国の補助などがない町単事業であります。こうした公共工事により町内でお金を循環させることで経済対策になると同時に、町内業者育成にもなるわけであります。そして、そういったことも踏まえ、与・野党を問わず何人もの議員がこの議場においても町内業者育成の観点から質問もし、要望もしてきたわけでありますが、なぜ今回の庁舎建設に当たってはこのように町内業者の下請数が少ないのか、工事施工前はできるだけ町内業者でという町側の答弁もあったように記憶しておりますので、この点について再度参事にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 町内事業者の下請の率が低いのではないかということでございます。当初契約の当時の答弁でございます。できる限り地元企業等の活性化に資することができるよう配慮したいというような答弁をした記憶がございます。また、発注の際につきましては、事務事項としましてはこれは義務的なものではございませんが、下請業者を選定する場合におきましては施工技術等を考慮しつつ、受注機会の確保、地元企業の育成の観点から、本町の地元企業をできるだけ活用していただきたいというような、努めていただきたいというような旨で事務事項として連絡をしているところでございます。その中におきましても事業者におきまして、この下請事業者を選定した結果についての選定の理由というものをお聞きしたことがございます。その中の理由としましては、主に町内におきましては、その下請の項目に関しまして施工の能力、そういったものについて残念ながら有する事業者の方が見当たらないというような理由が主でございました。そういったことで、各項目を見ておる限りにおきましては、私としましてできる限りは事業者につきまして配慮や努力をしていただけておるということでは理解をしておるところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず1番に、小林議員さん、石井町の業者がJVを組んでる中で4割をとってるということを念頭に置いていただきたいと思います。私も一番最初のときには、できるだけ石井町の業者を使うようにという指示を出しました。その中でたまにどんな業者が入っとるで、石井どんなんでということを聞いてる中で、地元の業者が約4割の元請さんに入ってるということが前提の中で、下請する場合には当然価格、それと技術力、責任施工、工期とか、そういうものが主な要因になってくるだろうと思っております。4割を地元の業者がとっておりますので、そこらを換算いたしましたら、石井町の業者が決して少ないというふうには考えておりません。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 元請に町内の業者の方が4割、割合としてとっております。ということは私も存じ上げておるわけでありますが、それにしても28社中、5社というのはちょっと少ないのではないか。今言ったように、いろいろな要件があるということはわかっておりますが、私は決して今回のこの下請数の少なさというのを責めているわけではありません。ただ、これは対策を考えなければならないと問題を提起しているつもりであります。なぜこんなに少なかったのかということをお聞きしたところ、参事から施工能力を有する事業者が町内に見当たらなかったという理由がわかった、だからこそ、じゃあ次はこれを問題と捉え、この問題を解決するために、町内業者の施工能力を上げるために行政としてできることは何かないのかということを趣旨に質問をしております。こういったことに対して、どうすればこの問題が解決するのか、あるいは少しでも改善するのか、そういった視点から物事を考え、実行に移すのが政治の役割であり、また行政の役割ではないかという観点から質問をしております。 このように、町内業者が育ってくれれば、町内の経済は当然ながら活性化します。また、町内業者が潤ってくれれば、税収増にもつながってまいります。平成25年度決算を見てみますと、町民税における法人税の占める割合は約12.7%と低く、これを改善するためにもさらなる町内業者育成の必要性があるのではないかと感じているわけであります。といいますのも、石井町における法人というのは517件あると伺っております。そして、そのうち法人税割を受けているのは134件にとどまっているということであります。企業誘致というのも積極的に行っていかなければなりませんが、同時に地元業者を育成し、利益を上げていく中で、町に税金として還付をしてもらうと、そういった仕組みというのも求められているというふうに思っております。 そこで、自治体によっては中小企業活性化推進基本条例等を制定し、町内に本店を有する業者を優先するなどの地域要件を付した制限条件つき一般競争入札の実施など、町を挙げて地元中小企業の育成に努めているところもございます。我が石井町においてもそういった条例等を整備し公表することによって、町を挙げ、さらなる町内業者育成に努めていけばどうかと思いますが、この点についてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 このたびの今回の定例会の中でおきまして、少額に関する特に消耗品に関しましての調達、このことにつきましては、特に少額の物品に関しては町内事業者より調達することを基本としていきたいということを回答をさせていただいたわけでございますが、それよりもっと幅が広い内容で調達なりというような内容と思います。他の市町村におきましては、そういうことにおきまして受注機会の増大ということで条例を定めておることは聞いておるところでございますが、基本的に物品の調達、そういったことをするときには地方自治法、この規定によりまして、基本は競争入札で行う機会均等と、そして公正さということで、それで経済性、そういったことを兼ね備えて行わなければならないということが基本ということでございます。そういった基本をどういうカバーをされて条例を作成されておるのか、そういったことについても私としまして研究をしてまいりたいと考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 国が地元企業を採用するというような方針を打ち出しております。ただ、小林議員さんね、一番最初のことから考えていただきたいんですが、通常だったら12億円の工事というたら、大手のゼネコンさんがほとんど各自治体ではやります。石井町では、石井町のこの資格がある業者をもとにしてJVを組むということを私はやりました。これは多分全国では異例だろうと思っております。その中でJVを指名した業者のほうから、能力がないし、あるいは勝手に、勝手にといいますか、何もこちらのほうに連絡もなしに辞退をされた方がおいでになる。町のほうが、してくださいよ、とってくださいよと言ってるのに、そういうふうにわざわざ見逃す場合がある。あるいは企業努力というのも必要だろうと思います。もう少し企業さんが実力を、資格者、特に技術者とか、こういうところは技術者の常駐を求められますので、地元の企業さんが自分ところの企業努力をして、技術者の確保をして、こういう大きな工事にも入れますよというふうに努力もする必要があるんじゃなかろうかと思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいま答弁いただいたわけであります。企業が実力をつけ、技術者の確保をして、こういった大きな工事に取り組むようになっていただきたいという答弁だったかと思いますが、私の質問の趣旨もそうでありまして、今後さらなる地元業者育成に力を入れ、本体工事が終わってもこれから外構工事、あるいは解体工事なども出てくると思いますので、そういった公共工事、町の税金で仕事をしてもらうわけでありますから、地元優先で取り組んでいただきたいと、そしてまた育成に努めていただきたいと思うわけであります。といいますのも、今後はこども園などの大型事業というのが控えております。また、さきの議会で山西議員も言われておりましたが、老朽化してきた公共施設対策もしていかなければなりません。地元業者のさらなる育成を図りながら、こういった工事が石井町内の業者である程度完遂できるようになることを期待したいと思います。 次に、新庁舎の中身のことについて移っていきたいと思います。 この議会でも町長がたびたび言っていることでありますが、机や椅子などの備品類について、本当にこの現庁舎のものを新庁舎に持っていくのかということについてお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えを申し上げます。 基本的に現庁舎にありますキャビネット、机、椅子、そういったものをはじめ、什器類につきましては、新庁舎でまた活用をしたいと考えておるところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 什器類全て持っていくということでありますが、私は反対であります。やはりその箱というか、箱にはその箱のサイズに合った中身というものもあると思います。現庁舎と新庁舎では間取りも全然違いますし、空間スペースというのも違います。普通に考えると、そういったサイズに合わないものを持っていくと使い勝手が悪いのではないかと思いますが、その点について再度参事にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えをいたします。 現在旧の庁舎にございます什器類については、さまざまな規格がございます。その規格を新しい庁舎に持ち込むということになりますと規格が合わないということになりまして、多少不便を感じるところもあろうかと思います。また、デメリット的に申しますと、文書であるなら文書の保管量、そういったことにも多少は影響が出ることもあろうかとは思いますが、文書の量につきましては、まずは文書の書庫、そういったものを専用で設置もしております。そういったことでカバーができるのではないかとも考えております。また、規格が多少違うということもございますが、そういったことにつきましてはできるだけ規格が合ったものをそろえて、各課から合ったものをそろえて、次の新庁舎においてその部署においてその規格ばかりを寄せ集めたような形でも工夫をしてまいりたいと思っております。 なお、物品購入につきましては、現在のところ予算的には備品購入費としまして3,000万円を承認をいただいているところでございます。また、庁舎移転事業につきましては、庁舎移転としまして引っ越し費をいわゆる500万円程度ということで承認をいただいておるところでございます。この差を見る限り、やはり新しいものを買うより旧のものを使用するといったものが経済性にもすぐれておるというところから、そういう観点を考慮しまして、旧の庁舎のものをまた新の庁舎で活用したいというような結論に至っているところでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) さまざまな規格がありますが、それをそろえて工夫しながら使うということでありますが、多少不便を感じることもあるというような内容の答弁ではなかったかなと思います。庁舎といいますのは、50年、60年、使い続けるものであります。そのような使い勝手、多少不便は感じるようなものというのでやるのではなく、やはり新庁舎の機能を100%使い切れるような備品類というのをそろえるべきであると思いますし、それができるのは新築時しかないと思います。新しく備品を購入すれば経費もかかるわけでありますが、旧のものを使用すれば経済性にもすぐれてるという答弁がありましたが、削減というのは何も目に見えるものばかりではありません。目先の削減額ばかりに目を向けるべきことでもないというふうに思っております。作業効率低下による逸失利益や建物の空間を100%利用できない不利益などを50年、60年の長期的なスパンで考えると、持っていくほうが逆に不利益になるのではないかと私は思うわけであります。もったいないという気持ちも理解はできるわけでありますが、そのように思うわけであります。 そしてまた、現庁舎の備品類を持っていくのであれば、先ほどお話があったように、引っ越しに係る経費などもあると思います。そしてまた、現在の備品というのを捨てるのではなく、下取り業者やオークションなどで売るなり買い取ってもらうなりすれば、それら費用の差し引き額というのは新しくそろえるのとそれほど差がないように思ったりするわけであります。町長自身が使えるものは全て使うと、たびたびこの議場で発言しておりますので、そういった一種のものというのがあるのかもしれませんが、もう一度この問題についてはよく庁舎内で検討していただきますよう申し入れをしておきまして、この項目については終わらせていただき、次の項目であります給食センター一元化等について移っていきたいと思います。 給食センター一元化については、さきの6月議会でも少し取り上げましたが、そのときの答弁では、これから協議をしていく中で経費等の問題点が出てくるのであれば、来年度からどうしても始めるということではないという町長の答弁であります。そしてまた、先日の永岡議員への答弁では、基本的に民間委託の方向でやっているということでもありましたが、そのときの永岡議員の質問における前段の発言で、来年度からの一元化を見送ったと聞いておりますがというものがありました。そして、それに対して答弁において否定というのもしてなかったので、恐らく来年度からの一元化というのはなくなったんだろうなということで推察はできるわけでありますが、執行者側の発言でありませんので、念のため、来年度からの一元化というのは見送ったのかということについて町長に伺います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 県内各地で、この間も神山町が新しい給食センターをつくるという話がありました。板野も建設が始まっていると聞いておりますが、私は自分ところがそれを、給食センターをするのがいいのか、民間に委託したほうがどちらが得かということをずっと検討をしております。とりあえずの段階として一元化をしようかということを考えておったんですが、いろいろなことを業者と打ち合わせする、あるいは給食センターを打ち合わせする中で、来年からはちょっとすぐ実行するというのは難しい。民間の業者と今鋭意打ち合わせをしております。 民間の業者は、できたら給食センターなり、あるいは弁当工場というのを石井町へ建てたい。石井町でどんな敷地があって、どのぐらいの費用があるのか、それから今ある給食センターの備品なんかも、できたら使えるものについては使わせていただきたいというような申し入れもあります。ですから、今小林議員の質問のあった来年の4月1日からの一元化については、当分はまだちょっとこちらのほうのいろいろ打ち合わせの事情によって考えさせていただきます。            (2番小林智仁君「見送ったのではない」と呼ぶ) 一元化、来年からは無理ということです。 ちょっと済いませんが、新しい庁舎について什器備品をできるだけ使えるものは全部使うという私は予定でおりますが、ちょっとこれは小林議員とは意見が違いますが、新庁舎というのは博物館とか、そういう美術館ではございません。町の職員さんが効率よく仕事ができたらいいと思ってますので、できるだけ使えるものは支障のない範囲で使いたいと思っております。下取りにした場合、多分1割もいかないだろうというふうに考えております。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。
    ◆2番(小林智仁君) 新庁舎のこの持っていく什器類に関しては、新庁舎の空間、間取りに合ったものを新しくしたほうが職員の方の作業効率がいいのではないのかなと思ったので、質問をさせていただいたところであります。ですので、そこら辺の点をもう一度よく協議をしていただきたいというふうに思っております。 そしてまた、来年度からの一元化はなくなったと、給食センターにおいてでありますが、ということでありますので、今年4月に来年度から一元化するという話を学校側が既に保護者にしてしまっておりますので、早々に学校関係に連絡をしていただきますよう教育委員会にはお願いをしておきます。また、民間にするのか、新施設をつくり一元化するのか、あるいはその他もろもろ、経費のみならず、食育の面からも十分検討委員会などで検討していただきますようお願いをしておきます。 それでは、一元化についてはこれで置いておきまして、次に金芽米についてお伺いをいたします。 今年度から栄養価の高い金芽米を給食において提供しております。私自身、この金芽米につきましては、同僚議員が提案したものであり、栄養価の高いものを食べさせたいという基本的な理念というのはよいことであると思っておりますので、質問もしにくいというのが実際のところでありますが、実は複数の子供たち、あるいは親御さん方から質問してほしいということで質問をさせていただきますが、実は金芽米になってから給食の量が減ったんじゃないかという声というのが実際に多くあります。子供たちが学校から帰ってきた途端、おなかすいた、おなかすいたといってお菓子を食べると、給食をちゃんと食べよるでと聞いたら、給食の量が少ないと答えるということと、これは非常に申し上げにくいことでありますが、余りおいしくないということで、残す子が多くなったということで、一度きちんと聞いてくれないかと言われましてお聞きするわけでありますが、金芽米になって、ないと思いますが、本当に給食の量というのは減っているのかということの確認と、もう1点は残飯の量は増えているのかというこの2点について、給食センター所長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 給食センター所長。 ◎給食センター所長(池北哲也君) お答えをいたします。 本年度平成26年から金芽米を取り入れております。それに伴いまして給食量が減ったのではないかという質問でございますが、本年度と昨年の4月から7月の給食量を調査いたしましたが、カロリー、御飯の配食量、おかずの使用食材量はほとんど同じでございます。カロリー量、栄養素は基準を一応は満たしております。日々給食を食べている生徒の方がおかずが少ないと考えていることについては事実としてございますので、そのことに関しまして私なりに原因を考えてみますと、日々の給食が1人分のおかずの量が決まっているメニューに対しましては、例えばシューマイとか、そのような1人何個とかというような決まった食材についてはおかずのおかわりができないということがありますので、おかずが少ないと感じることがあるのかもわからないというような理解はいたしております。今後はできる限り、以上のことも考慮いたしまして、メニューにも配慮いたしまして、給食が提供できるように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。            (2番小林智仁君「残飯の量は」と呼ぶ) 残飯の量は、4月から7月で昨年に比べて増えております。            (町長河野俊明君「残飯というのは、例えば御飯の残っとんが多いということだろう」と呼ぶ) それがですね、それはもう今……            (町長河野俊明君「いやいや、そういうのを意図で聞かれとるけんな」と呼ぶ) はい。御飯だけを残飯としてはかってはおりません。だから、おかずも含めて残飯として計量を調べておりますので、全部を含めてでございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 給食については、実質的に量は減っていないということで安心をいたしました。多分この議会も見てくれているとは思いますが、尋ねてきた保護者の方にはそういうふうに説明をしておきます。 しかし一方で、4月から7月で残飯の量が増えていると、お米だけが残ってるのか、おかずも残ってるのか、その分離というのができないんでわからないのでありますが、この栄養価の高い金芽米を食べることによって健康増進をはかろうという趣旨にもかかわらず、こうして残飯量が増えているということであれば本末転倒ということにもなってまいりますので、この件については例えば本当に御飯のほうが多く残っているということであれば、来年度以降、ここら辺は調査検討していただきまして、来年度以降も継続するかどうかについては、現場の声、教育委員会とも十分協議検討していただきますよう申し入れておきまして、この項目については終わらせていただきます。 それでは次に、最初に飛ばした乳幼児健診未受診者に対する対応策についてでありますが、この項目につきましては時間の都合上、質問を取り下げさせていただきたいと思いますので、ご了承をいただきたいと思います。なお、担当課のほうには事前に申し入れてありますので、この件についてまた今後も鋭意努力していただきますよう、よろしくお願いをしておきます。 それでは、最後の項目であります。 その他ということで、これにつきましてはPCB廃棄物についてお伺いをいたします。 このPCB、ポリ塩化ビフェニルですが、今回の補正とあわせて4,650万円もの多額の費用が処理費に計上されております。そして、この件について説明した町長の所信の中で、処理していなくて多額の費用が要るようになったのは前町政の責任だという趣旨の発言、説明でありましたが、これ本当に前町政の責任なのかという点について町長にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 小休します。            午後5時25分 休憩            午後5時30分 再開 ○議長(近藤忠夫君) 再開いたします。町長。 ◎町長(河野俊明君) こういうようにご説明をしたと思いますが、平成16年4月1日より国の監督のもとに政府出資により日本環境安全事業株式会社JESCOが設立され、全国5カ所でPCBの処理業務を行っている。石井町についてもそういうことで、浦庄の一地域にドラム缶に含めてそれを置いておった。それが来年、実は閉鎖をされます。そういうことで、国のほうから残ってる自治体については早くやりなさいよという指示を受けて初めて私が知りました。何しにこんな危険なものをこんなところに置いとんなと、平成16年にやらなくても、消費税が上がる前までにせめてやっておいたら、こういう処理はできておったんじゃないかというふうに、3%の分だけでも約150万円の損でございますから、前の町長は何をしとったんなというふうに発言をしたわけであります。これは、このことについての引き継ぎとか、そういうことについて一切引き継ぎを受けておりません。早くこれは速やかに処理をするようにしたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 消費税の分を引き合いに出して、前の町長何をしとったんなというような答弁でありましたが、私が調べたところによりますと、このPCB廃棄物は国が策定したPCB廃棄物処理基本計画、これが平成16年度から行っていることでありますが、これにのっとり全国に5カ所整備されている拠点的広域処理施設を使用し、平成28年7月までに計画的に処理することというふうに定められております。そして、国の処理計画に従い、PCB廃棄物を適切に処分するために、徳島県が平成20年4月に定めたPCB廃棄物処理計画によれば、県内の処理計画の期間は平成20年度から平成26年度までの7年間と定められております。つまりこのPCB廃棄物を処理できるようになったのは少なくとも平成20年度からであり、平成19年度から就任している河野町長の1期目、1年が過ぎたころの話であります。 ですから、先ほど消費税の部分というのもありましたが、それらを含めましても前町政というのは一切かかわり合いがなく、この点については明確な誤りであります。私は前町政時代、議員でもありませんし、別に前町政を絶対的に擁護するという立場でもありません。そしてまた、町長が前町政を批判するスタンスであるというのも理解しておりますが、公文書でもあります議事録にこうした明確に間違いだとわかっていることを議会として認めるわけにもいきません。また、この議会は議員に対してのみ説明しているのではなく、放送を通じて全町民に報告しているものであるというのは町長自身が常々言っていることであります。町民の方に正確な情報を伝え、誤った情報を与えないというのが町長の責務であり、スタンスでもあるというふうに思います。そして、公の場での発言というのは非常に重いものでありまして、やはり発言するときにはある程度調べて、慎重に発言する必要があるというふうに思いますので、この件について明確に間違っておりますので、謝罪というのは町長自身のモラルにお任せをいたしますが、訂正と議事録からの削除について町長に求めたいと思います。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) そうでしょうかね、このもとというのは例えば昭和43年には食用油の製造過程でPCBが混入して、健康被害を発生させたカネミ油症事件が起きた、これが発端でございます。平成16年に4月1日から国のほうがそういう指示を出しております。石井町は浦庄の例えば小学校の倉庫の中へドラム缶6本に密封されて保管をされておった。このときに既にこの製品については危険なということはわかってるわけなんです、国の指針がそういうふうに出てますからね。ほいで、その時点だったら、もう19年度でございますから、それは処理しようと思うたらできたわけです。それが第1点と、もう一つ石井町の職員に対して、あるいは町長に対して、こういうことはきちんと引き継ぎをしておくべきじゃないですか。町の職員さんも、あるいは役職員も私も全然知らなかった。5,000万円ものお金が払うて、そんな危険なものどこに置いてあるんなと、何しに前の町長は僕に引き継ぎをしてくれなんだんな。じゃああなたがおっしゃるように、私が20年度にそういうことを知っておったら、当然こんなん僕の性格ですからすぐやりますよ。一部の人だけしか知らなくて、学校関係者の人もこういうことさえ全然わからなかった。ええ、あのドラム缶の中にほんな危険なものが入っとったんでというご意見も私はいただいております。 ですから、これは私が知っておってしなかったというのじゃなくて、前の町長がこういうことを私に全然話さなかった。町の職員さんも大多数が知らなかった。だから、これは取り消すつもりはありません。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) まず、2点明確に間違っていると、先ほどの答弁で間違っているところがありますので、それも含めて訂正していただきたいと思いますが、1点目は浦庄小学校の倉庫に保管しているのではありません。浦庄の旧消防団かなんかの倉庫でありまして、小学校の倉庫ではないというのが1点と、もう一点におきましては平成16年度から処理しようと思ったらできたということでありますが、西日本17都道府県だったと思いますが、処理できる施設というのは、北九州市にあるこの拠点的広域処理施設でなければこのPCBというのは処理できないというふうになっております。そして、このPCBを処理できる施設、北九州市にあるところは平成16年度からたしか操業していたと思いますが、操業開始し、試験運転を開始して、北九州市から許可を受け操業し、まずは九州からその高濃度PCBについて処理をしてきて、平成20年度からは四国を含む17都道府県、西日本にやるということで、徳島県においても平成20年度からの7年間、20年度から26年度までの7年間、処理計画を定めて各自治体にそういう通達をしていると。そして、そういった意味で吉野川市も平成25年度にしたと、これは町長の所信でありましたが、という事情であります。 ですので、それともう一点、このPCB廃棄物に関しては適正な保管というのを定められております。そして、その保管状況というのを県に報告しなければならないというふうになっておりますので、そういった報告というのも恐らく町のほうではしていると思います。ですので、前町長からの引き継ぎがなかったということでありますが、その町の業務の細部に至るまで引き継ぎ事項というのは行われるものでないと思います。そういったこと、各担当課からあとは聞くというふうなことになると思いますので、その担当課と現町長のやりとりというのが綿密にできてなかった、町長が知らないというのであれば引き継ぎというのではなく、そういった事情ではないかというふうに思います。 ですので、この点について、これ本当に別に嫌がらせで言よんではないんです。ただ、議事録に明らかに間違っているじゃないか、そういうことを載せる、しかもあれだけの批判というのをしたわけでありますから、ここは訂正と議事録からの削除について求めているというわけでありますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) それでは、こういうことにしましょうか。当時の教育長があそこへ置かせてよというのが、今おっしゃったような浦庄小学校東の倉庫ね、小学校の東の倉庫ということであります。それに対して国のほうがこういうことを言ってるんですね。PCB廃棄物のうち、高濃度PCB廃棄物処理事業は平成28年3月までに完了することになっているが、安定期コンデンサー内のPCB濃度100%を処理できるJESCO北九州事業所が平成27年3月をもって閉鎖されることが確定しているため、それまでに処理を完了しなければならない。この問題が起きたときに、私余りにも高額でございますので、その担当者の人、あるいはその当時おった人について聞きました。誰かこういうものを知っとるで、知っとって私に言わないんだったら、私の時代の責任です。しかし、前の河崎教育長が、ほとんど知らないうちにここへ置かせといてよという格好で密封して置いておったというふうに聞いております。前の町政の責任ということは、じゃあ私は削除していただいても結構でございますが、こういう重要な非常に危険なものについては、せめて町長、あるいは引き継ぎのときに私に言うべきだろうと思っております。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 前の教育長がそこに置いたので、誰も知らなかったから悪いと、前の教育長が悪いというふうな感じにもなったような答弁であったかと思いますが、そもそもその倉庫というのは町の施設であります。その施設、そこ旧消防の詰所というので、もしかすると防災課の担当になるのかもしれませんが、そういった施設の中に何が入っているのかわからないといったことも問題ではないかと思います。やはり自分の所有している施設の適正な維持管理というのは、これは町の責任でありますので、それを全く知らなったというのは逆に危機管理の意識の低さではないかというふうに思っております。 また、たびたびこの危険な危険なというふうな、町長がおっしゃっておりますので、そしてそこが浦庄小学校のすぐ隣の倉庫にあるということで、これだけ有線で危険な危険なと言ったら、子供たちあるいは近所に住む方々も心配すると思いますので、果たして今そのドラム缶から人体に影響が出るようなことがあるのかないのかということを最後に黒川参事にお伺いをいたします。 ○議長(近藤忠夫君) 遠藤参事。 ◎参事(遠藤光宏君) お答えいたします。 危険な物質であることは確かでございますが、厳重に密封してあるので、今は危険な状態ではないと。ただ一言、私はそのとき教育次長をしておりましたけれど、当時の浦庄の消防団の職員も何か知らなかったみたいでございます。以上でございます。 ○議長(近藤忠夫君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) その施設に何があるかを把握するのも町の仕事であります。 時間が参りましたので、私の一般質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(近藤忠夫君) 9月17日の日程は議案審議となっておりますが、日程の一部を変更し、9月17日議案審議の前に一般質問といたしたいと思います。これにご異議はございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(近藤忠夫君) 異議なしと認めます。したがって、日程を変更し、9月17日議案審議の前に一般質問とすることに決定いたしました。 本日はこれで散会いたします。            午後5時46分 散会...